4月20日、株式会社HIKKYは、HIKKY独自開発のWebメタバース開発エンジン「Vket Cloud(ブイケットクラウド)」を一般に向け本リリースし、2023年4月20日よりサービス提供を開始したことを発表しました。
今回の一般提供開始により、個人・法人問わずどなたでもVket Cloudを用いて、アプリを用いずにURLクリックだけでアクセスできるWebメタバースを制作できるようになるとのこと。また、自動文章生成AIのChatGPTとの連携機能を試験的に導入し、ChatGPTを用いてコミュニケーションができるAIアバターの設置などが可能になります。
誰でも無料で商用利用可能
Vket Cloudでは、誰でも無料で使えるフリープランを用意。公式サイトからIDを登録の上、Vket Cloud SDK(Vket Cloudを使った仮想空間が個人のPCから制作できる開発キット)をダウンロード、Unityへ取り込むことでメタバースを制作できます。1つのIDでメタバースはいくつも制作が可能です。
個人、法人問わずに自分(自社)のサービスへの商用での利用も可能です。例えば、SNSのリンクを貼ったり、自分のつくった3Dモデルを置き外部の販売サイトに誘導したり、サービス紹介やイベント開催で人を招いたりなどできます。
自分(自社)以外の第三者へVket Cloudを用いたサービス提案を行いたい場合は、別途申請が必要
自動文章生成AIのChatGPTとの連携機能が試験的に導入
Vket Cloudでは、自動文章生成AIのChatGPTとの連携機能が試験的に導入されており、ChatGPTによってテキストチャットを行うAIアバターの配置が可能です。今後は利用者が独自に作成したプロンプトを設定することで、空間内を自由に動くAIアバターと音声による会話なども可能にしていく予定とのことです。
今後の展開予定
Vket Cloudは今後もアップデートを予定しているとのこと。予告されている機能として、外部API連携やワールド内決済などがあります。新機能の一部は、有償プランでの提供を予定しているとのことです。
YouTubeでの生配信が4月20日20時より開始
Vket Cloudの一般サービス提供開始を記念して、4月20日20時よりYouTubeにて生配信を行います。Vket Cloudについて詳しくご紹介する内容になるとのことです。
●参考リンク
・プレスリリース