今月、11月23日~26日に、いよいよぬこぽつさん主催のメタシアター演劇祭が開催されます。
11月23日、24日のスケジュールで新宿NEUUUにてリアルイベントの開催や、ドットエスティとコラボショーケースなど、多種多様なコンテンツの内容が目白押しと、期待が高まりますね。
今回は完成したエントランスワールドを、そして演劇祭にて公演が予定されている、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」のゲネプロ公演の様子をご紹介したいと思います。
エントランスワールド、完成。ここから夢の舞台へ旅立とう。
メタシアター演劇祭では、演劇やパフォーマンスを上演する出演団体だけではなく、出展ブースにて出展される団体が展示物を展示しています。
エントランスワールドでは展示ブースが設置、さらに各劇場へのポータルなども置いてあります。
そこそこ広さがあるので、出展される団体さんと交流などできるかもしれませんね。
こちらは出入り口となっています。真ん中の魔法陣に乗ると欧風の静かな街並みへと移っていきます。星空がとても美しく、のんびり散策されるのも良いかと思いますよ。
大きな橋を渡ったところに広場があり、そこから各劇場へのポータルが設置され、行けるようになっています。開催日はもうすぐそこまできています。とても楽しみですね!
「真夏の夜の夢」ゲネプロ公演。VRならではの演出に一層磨きが
今回は本番の公演とほぼ同様の流れで始まりました。
メタシアターコミュニティ内で観覧募集していたこともあり、ひっそりとした雰囲気ではありました。
シリアスな復讐劇であった「VRマクベス」とは違い、今回は結婚や恋愛がテーマの明るい喜劇です。VRChat内で上演されるということで、VRにあった演出とアレンジがされています。しかし始まってみると、次第に演者の皆さんの演技に引き込まれていきます。
ぬこぽつさんいわく、「喜劇なので上演中でも思いきり声を出して笑ってほしい」というこの舞台。意外なキャスティングとコミカルな演出に、筆者も思わず笑いがこぼれました。
VRの演出だけに頼ることなく、演劇や舞台を観劇しにいった興奮そのままを体験できています。
いままで機会がなく、あまり演劇を観に行ったことのない方にも、生の演劇の魅力が伝わっていくのではないでしょうか。
VRChat内だけではなく、リアルイベントなど大規模なイベントとなった「メタシアター演劇祭」。開催を楽しみに待ちたいところですね!
●参考リンク
・メタシアター演劇祭 公式サイト
・VR演劇コミュニティ「メタシアター」公式X(旧Twitter)