12月26日、ピクシブ株式会社は3Dキャラクター制作ソフトウェア「VRoid Studio」の新機能を開発していることをアナウンスしました。今回発表された新機能はVRChat想定アバターなどフルスクラッチアバターに3D衣装を簡単に着せることができるという内容です。
また、新機能のベータ版トライアル応募も募集開始しています。
従来のVRoid Studioでは、.vroidファイル以外のモデルデータの着せ替えができませんでした。そのため、事実上VRoidとVRChat想定アバターでは別の枠組みとなっていました。
今回の新機能では、フルスクラッチの衣装データを独自フォーマットにすることでVRoid Studioへの読み込みを可能にし、フルスクラッチモデルの着せ替えを行えるようにします。
変換されたモデル、衣装は編集することができ、フィッティング機能が搭載されているので体系が異なるアバターにも快適に合わせられます。
エクスポート機能も備わっており、作成したモデルをVRChatなどの外部のプラットフォームで利用可能な形式またはVRMファイルでの書き出しが可能です。
【機能詳細】
ベータ版の参加申し込みフォームも公開されています。
1. UnityのEditor拡張によるモデルデータの変換
VRChat想定のアバターデータおよび衣装データをVRoid Studio上で扱うための独自フォーマットへ変換できます。
2.独自フォーマットのデータ&VRMファイルのインポート
独自フォーマットのデータあるいはVRMファイルを、VRoid Studioへ読み込むことができます。
アバターデータあるいはVRMに対して衣装データを追加し、編集することができます。
3. フィッティング機能
体型の異なるモデルにも快適に衣装をフィッティングさせることができます。
4. VRChat向けデータおよびVRMファイルでのエクスポート
着せ替えたモデルはVRChat向けのデータあるいはVRMファイルとしてエクスポートすることが可能です。