衣装着せ替えの幅が広がる。3クリックでアバターの衣装をPrefab化できるModule Creatorの紹介

「あのアバターの衣装、他の子にも着せたい」「購入した対応衣装を一部分だけ使いたい」という需要はいつの日も多いのではないでしょうか。そんな衣装着せ替えの悩みを解決してくれるUnity拡張が誕生しました。あおさんが4月8日にリリースした、「Module Creator」です。

VRoidユーザーならば伝わるたとえを出すと「3D衣装にも使える『羅生門ツール』」といったところでしょうか。本ツールを利用して、衣装をPrefab化してみます。

インストール

https://tliks.github.io/vpm-repos/

上記のリンクをクリックすると、VCCへ追加するリンクページが開きます。赤枠をクリックしてください。

VCCを開くか聞かれるので開きましょう。

開くとリポジトリ追加の画面になりますので、赤色をクリックして追加。

手元のプロジェクトのManage Package画面を開き、Module Creatorを+ボタンで追加します。

導入は完了したので、プロジェクトを開いて早速使ってみましょう。

実際に使ってみよう

公式の使い方説明に従ってトライしてみましょう。

アバター直下のオブジェクトを右クリックするようにとのこと。アバター直下のオブジェクトを下図の赤枠で示しました。

まずはスニーカーで試してみましょう。右クリックしてModule Creator→Create Moduleをクリックします。

するとスニーカーがPrefabになりました。

Unity上で動かしてみると、スニーカーが複製されているのがわかります。

……待ってください。たった3クリックでPrefab化が完了しています。いくらなんでも簡単すぎます。

Prefab化した衣装は、Assets/ModuleCreator/(元のPrefab名)のフォルダに格納されています。今回だとAssets/ModuleCreator/Phys_Haolan ですね。

Prefabをエクスポートします。スニーカーのPrefabを選択して、Export Packageを選択。

左下の「Include dependencies」のチェックは、「依存するアイテムを含めるか」を意味します。ここはチェックを外さずにエクスポートします。

基本的に、出力したい部分に必要となるものを含めて、マテリアルなどは全て出力する必要があるため、「Include dependencies」のチェックは入れておきましょう。チェック無しの場合、他のプロジェクトで使用したり、異なるアバターに着せる際に、正常に動作しない恐れがあります。

わかりやすいところにunitypackageを出力してください。

「着せる際はMA Setup Outfitを想定しています」とのことなので、Modula Avatarを導入した別プロジェクトにこれを移植してみましょう。

先ほどエクスポートしたunitypackageをプロジェクトにインポートします。Assets/ModuleCreator/(元のPrefab名)のフォルダにインポートしたパッケージも格納されるので、同一プロジェクトに導入するようなことがあれば注意が必要です。

アバターのPrefab内にドラッグ・アンド・ドロップしたら、右クリック。

Modular Avatar→Setup Outfitで導入しましょう。

Playモードで確認すると、きちんとスニーカーが追従していることがわかります。

本ツールとModular Avatarを併用すれば、簡単にアバターAの衣装をアバターBへ着せ替えることができます。もちろんサイズ調整などは必要ですが、わずか3クリックで衣装をPrefabにしてエクスポート可能にできるのは大きな簡略化といえるでしょう。

本ツールはまだβ版とのことで、不具合などがあればあおさんまでお問い合わせください。