5月21日、株式会社HIKKYはバーチャルマーケット 2024 Summerにて入稿物の表現に関する事前チェック体制の強化を発表しました。チェックを強化する内容は、特に性的表現に代表されるセンシティブ表現、および激しい明滅・酔いやすい表現などとのことです。
これまでのバーチャルマーケットでも、国内の同人誌展示会などの事例やプラットフォームのガイドラインなどを参考に、表現の自由を尊重することを重点におき事前チェック。
一方で、過去数回の開催において一部出展物の表現内容により、ワールドそのものが非公開となり再公開する事例が発生していました。再公開するまではワールド全体がアクセスできないため、トラブルとは無関係にも関わらずアクセスできないブースが出てくる事態に。
またワールドの非公開になるのがイベント開催直後に発生するケースも多く、注目度の高いタイミングを逃してしまう点やユーザーによるイベントの集まりに使えない場合がありました。
バーチャルマーケットの運営に対するチェック体制への不満が膨れていた中で、今回は事前にチェック体制を強化するとアナウンスした形です。
入稿の表現に関してバーチャルマーケット運営は、Vket出展規約、出展ガイドライン、VRChatの利用規約、コミュニティガイドライン、クリエイターガイドラインの遵守をお願いしています。
バーチャルマーケット 2024 Summerは、7月20日から8月4日まで開催されます。
●参考リンク
・プレスリリース