VRChat発アバターフェイスダンス「ロマンスの神様」が大ブーム!? まさかの本人巡回済み

6月27日にTwitterで投稿したキノピオProさんのフェイスダンス「ロマンスの神様」が、Twitterとニコニコ動画を中心に話題を呼んでいます。反応の大きさは、曲の歌手である広瀬香美さんまで及ぶものになりました。

本記事では、ブームのきっかけから広瀬香美さんが反応するまで経緯をまとめていきます。

キノピオProさんとは?

キノピオProさんは、VRChat上で通称こんちゃんと呼ばれるロポリこんを使ったパフォーマンス動画を作っている方です。動画は、Twitter、YouTube、ニコニコ動画に出しており、人気がある動画はフェイスダンスになります。

Boothショップ「みどりの森」にて販売されている3Dアバター、ロポリこんティグリなすが、音楽に合わせて動きと口パクをするパフォーマンスをするキノピオProさんのフェイスダンス動画。これまでも、アバターの個性豊かな表情と音楽に合わせたキレのある動きで、多くのソーシャルVRユーザーに認知されていました。

また、海外ミームのパロディ動画やコント動画、MV再現とさまざまな動画をあげています。

ロマンスの神様がブームになるまでの経緯

今回の「ロマンスの神様」は、Twitterで公開された後に、MMD製作者のTaro²さんが動きをトレースしたキットを公開。ニコニコ動画では、さまざまなキャラクターによる派生作品が生まれました。

ツイートが反響を及ぼしていたのと、MMDのキットが公開されて誰でも作りやすい状況が相まって、7月7日時点では全ジャンル24時間ランキングで1位を記録しました。反響の大きさからドワンゴ専務取締役であるくりたしげたかさんも、Twitter上で反応しました。実はこのフェイスダンス、2007年頃にも「エアボ」(エアボーカルの略)として初期のニコニコ動画で大流行していたんです。そんな流れを汲んでか、「さすが平成34年だぜ!」とツイートしていました。

ソーシャルVRのコミュニティに収まらない大ブームへ

VRChatを中心としたコミュニティからMMDのコミュニティ、ニコニコ動画へとブームが広がった結果、これまでソーシャルVRに触れたことのない人まで動画を出していきました。

多くの人へ浸透していった結果、キノピオProさんのTwitterフォロワー数は、「ロマンスの神様」を出した当初は8000人ほどでしたが、2週間も経たずに2万人を突破するなど、半ばお祭り騒ぎに発展しました。

ついに広瀬香美さんが反応する事態に!?

さらに「ロマンスの神様」の生みの親であるシンガーソングライター・広瀬香美さんも、Twitterで反応。ついにご本人まで、こんちゃんとなすちゃんのフェイスダンスを見ることになりました。

キノピオProさんに対してのリプライや、ハッシュタグ#VRChat始めましたのツイートをしているから、今後VRChat上で何か動きが見られるかもしれないと今後の動きに目が離せません。

●参考リンク
キノピオPro(Twitter)