NPO法人バーチャルライツ、Metaなど参画の国際標準化団体「Metaverse Standards Forum」へ加盟

NPO法人バーチャルライツは7月20日、MetaEpic Gamesなど世界の主要プレイヤーが参画していることで知られるメタバースの国際標準化団体「Metaverse Standards Forum」へ新たに加盟したことを発表しました。

「Metaverse Standards Forum」は、2022年6月に発足した、メタバースに関する主要な団体と企業が協力して、オープンメタバースの相互運用性標準を促進することを目的としたフォーラム団体です。

参加企業には、VRゴーグル「Quest2」の販売をはじめ現在のメタバース・ブームを牽引するMeta Platformsや、「フォートナイト」を運営するEpic Games、そのほかUnityやNVIDIAHTCGoogleMicrosoft、などメタバース関連分野を支える多数の企業・団体が名を連ねています。

同フォーラムへの参加は、企業、標準化団体、業界団体、大学などの営利団体または非営利団体に無料で開放されています。フォーラムのメンバーシップは、資金の提供などを条件に、「Participant」(参加)団体と、「Principal」(主要な)団体の2つに分かれており、公式サイトより参加の申請が可能となっています。

今回、NPO法人バーチャルライツは同団体への加盟について、日本のメタバースネイティブ層の意見を国際的な議論の場に共有し、関連する議論においてイニシアティブを得ることが目的だと伝えています。以下に、NPO法人バーチャルライツ理事長のSUKANEKIさんよりコメントをいただいたため、紹介いたします。

SUKANEKI

Metaverse Standards Forum への加盟によってバーチャルライツ、メタバースネイティブ層が意見を発信できる機会を大きく拡大することができました。組織内での意見公募を積極的に行い、更なる公益に繋がるよう、今後も精進していく予定です。業務拡大に伴い、公共政策スタッフの募集もしていますので、関心のある方は Twitter:@NPO_VR にご連絡ください。

参考リンク
「Metaverse Standards Forum」公式サイト
「NPO法人バーチャルライツ」公式サイト

ABOUT US
アシュトン「メタカル最前線」初代編集長
2021年3月より「VRChat」はじめソーシャルVR/メタバースの魅力を発信するメタバースライターとして活動。週100時間以上仮想空間で生活する「メタバース住人」として、AbemaTV「ABEMA PRIME」、関西テレビ「報道ランナー」、TBS「サンデー・ジャポン」ほか多くのメディア取材を受ける。2022年4月に「メタカル最前線」を創刊。