日本最大級のバスターミナル「バスタ新宿」。その目の前は、毎日活気と喧騒に満ちています。高速バスの発着を待つ人々、タクシーを拾おうとするビジネスマン、待ち合わせをする若者たち 。そして時には、情熱的な歌声や心揺さぶる演奏が響き渡る路上ライブの舞台にもなっています。
日々様々なドラマが生まれるこの場所がVRChatに登場しました。ワールド名は「VRC 新宿駅 Shinjuku Station」、制作者は「Artistoid」さん。公開日は実際のバスタ新宿の開業日と同じ4月4日です。
この記事は実際のJR新宿駅南口前や、国道20号線を挟んだバスタ新宿前の歩道等での路上ライブを推奨する記事ではありません。
JR新宿駅南口前、国道20号線を挟んだバスタ新宿前の歩道は、路上ライブは「禁止」されています。所轄の警察から許可を受けないまま路上ライブを開催すると、道路交通法や道路交通規則の違反になります。
実際にワールドに行ってみた!
駅の作りこみが細かい



15、16番線ホームを上がったところに到着しました。南口に到着です。適当な階段から出たらここどこだっけという心配もないようで助かります。
床のタイルや柱、さらには天井の照明など細かく再現されています。写真の撮り方次第では現実と遜色のない画が撮れそうです。甲州街道を挟んである甲州街道改札も作られています。路上ライブ以外にも動画の撮影にも使えそうな完成度です。

目の前にはバスタ……?「パスタ新宿」ですね。

みどりの窓口もみどり楽器屋になっています。案内板のアイコンもこのワールドの仕様になっていて面白いです。奥にはライトアップされたNTTドコモ代々木ビルの頭が見えています。



横断歩道もちゃんと作られており、信号も機能しています。LEDの表現や残り時間の表示など現実と同様で驚きます。
路上ライブができそうなスペースも完備



ここは路上ライブ推奨のワールドなので看板も禁止ではなく歓迎になっていますね。
段差やガードレールそして後ろを走る車も、視界に入るものすべてがリアルなのでいざライブをしてみようとすると本当にここでライブしていいのかためらってしまいそうです。
しかしここはVRChatのワールドなので他人の迷惑にならない範囲であれば好きなように活動して問題ありません!
せっかくだから自分も始めてみたい!


楽器屋さんも併設されています!気になった商品のQRコードを読み込むとBOOTHに飛べるので、そこで買うこともできます。
アバターに入れればすぐにでも弾き語りができそうですね。
実際に路上ライブを鑑賞してみて


筆者がワールドの使用感を見に行った際、たまたまライブを行っている現場に遭遇しました。そこでは実際のライブの様に近づきすぎず距離を保って静かに鑑賞している姿が見受けられました。しかし合いの手や拍手のタイミングなどで絵文字を飛ばしたりと、VRChatならではの光景も見受けられました。
聞こえる範囲を限定できるスピーカーも実装されているのでTopazChat StreamerやOBSを使って綺麗な音を乗せることができます。ぜひ活用してみてください。
その他も見どころがたくさん!



喫煙所やワールドの隅においてはいりたくなる段ボールや今年の残りが一目でわかるモニターなど様々な物があります。ぜひワールドの隅々を探検して見つけてみましょう。