「いいデザインの衣装があるな、どのアバターの対応衣装だろう？」
「VRoidか〜着せられそうにない」って思ったことありませんか？
実は、VRoidの衣装はVRoid以外のアバターに着せられます。VRoidにはデザイン性の高い衣装も多くあるので、着せ替えの幅を広げるためにもVRoidの服をどうやって着るのか覚えてみましょう！
①VRoidStudioでの操作
VRoidの衣装を着せるためには、VRoidStudioが必要です。VRoidStudioは、VRoidを制作するためのアプリですが、今回は、エクスポートするために使います。
まずは好きな衣装をインポート。今回はkowareulさんの衣装をお借りして着せてみます。
この際に、衣装に必要なパラメータがしっかり設定してあるか確かめてください。カスタムアイテムをインポートした方でしたら、設定されていると思います。
衣装を設定を済ませたら、体型から全身を選択。カスタムアイテムから新しい肌を作成してください。肌のテクスチャを編集し、全部消しゴムに消してください。
服と頭だけになれば、右上のエクスポートからVRM形式で出力します。
②UnityにVRMを取り込む
次にUnityの画面を開きます。UniVRMをインポートし、先ほど出力したVRMを取り込みます。Tポーズで取り込まれるので、アバターがAポーズの場合、腕の角度を変えてTポーズにしてみてください。
取り込んだ段階では頭が残っているので、headを削除してください。このときアバターの体型に衣装が合わない場合は、アバターのシェイプキーで調整したり、VRoidStudioに戻り、パラメータをいじって調整したりしてみてください。
③ボーンを手動で入れる
残りは、衣装にあるボーンをアバターに移す作業です。キセテネなどの着せ替えツールは、VRoid独自のボーン構成になっているため行うのは難しいです。そのため、1個ずつ対応する場所に置く必要があります。
例えば、Hipと書いてある部位には同じくHipと書いてある箇所に置きます。身体のテクスチャを消しただけで、データ上でアバターはまるごと存在します。そのため、上着だけの場合でも、足のボーンがあります。そのため、アバターを最適化したい人は不要なボーンを削除してください。
完成したらVRoidの衣装をぜひ使いこなしてみてください。
VRoidの衣装を使った着回しを思いつかない人は、バーチャルファッション雑誌「VONS」秋冬号がオススメです。VRoid衣装を使った特集が組まれているため、気になる人は合わせて確認してみてください。
