VRChatには現在、すべてで2万5000種類を超える「ワールド」があります。そのほとんどは、ユーザーコミュニティーが有志で生み出したものとなっており、その数は日々増加中です。そんな、VRChatの醍醐味の一つでもある「ワールド」。しかし、あまりにも数が多くてあまり探索できていないという方も多いはず。 いつも集まれるワールドは見つけやすいけど、一緒に遊んだりできるワールドを見つけるとなると中々見つけられない。
そんな時に役立つ企画が「#ヤタノの漫遊記」です。「#ヤタノの漫遊記」は、2019年1月から活動するVTuber・バーチャルFOXヤタノさんが、日々増え続けているVRChatのワールドをTwitterとYouTubeにて面白おかしく紹介するというもの。
そんな「#ヤタノの漫遊記」から、バーチャルFOXヤタノさんご本人に、さらに紹介したいものをピックアップ。140秒では収まりきらない魅力を紹介していただく連載が「ヤタノの漫遊記出張版」となっています。
海底に広がる幻想的な世界に息をのむ 『Furality Aqua˸ The Oceans of Luma』
本日紹介するワールドは『Furality Aqua˸ The Oceans of Luma』。
海底をモチーフとした世界となっており、空のオーロラやふよふよと漂う群生成物立が美しく彩る幻想的な世界となっています。その神秘的で美しき光景は訪れたものの心を震わせてくれるでしょう。
最初は洞窟から始まります、一見すると薄暗い光景となっていますが……
先に進むたびに効果音と共に近くの鉱石に色が付き、光を放ちます。
移動する度に鉱石が眩い光を放つのはこれからの行き先に待ち受ける光景がどういったものになるのか凄くワクワクしますね。
そのまま先に進んでいくと洞窟から抜け出し、その先にはシアンとマゼンタ色の海草が左右に生え、その先にはオーロラが広がる光景が。
外に出ると沢山の魚達が空を泳ぎ……
タイトルがドドン
この際にほんのりと聞こえていたBGMがはっきりと聞こえてきます。
この入り方には背筋がゾクゾクとした感触が走り、久々に芯に響くような感覚がありました。
このワールドは海底をモチーフにしているのもあり、ジャンプなどに浮力があるのか遠いところまで飛べるようになっています。そのため、かなりの広さにはなってはいますが移動速度は高い為行ける所にはしっかりと行けます。
中央にはガラス瓶のようなものに包まれたライトオブジェクト、その前にはこれまたシアン色で彩られた木が立っています。木の中心に模様があるのは何かを示しているのかもしれませんね。
遠くに見える膨大な景色、大抵のワールドは背景のみとなっており、行く事が出来ないのですが…….
はい、見ての通り行くことができます。
このワールド、かなり遠くの方まで行けるらしく、これ以上は先に進んではいないのですがこの様子だとかなりの奥まで進めるようです。もちろん、洞窟から出た周りの周辺にも様々な魚達が悠々と泳いでいます。
例えばこのクリオネとかは特徴的です。
プレイヤーを見つけると鳴き声を鳴らし、しばらくの間ついてきてくれるようなります。足は遅いのですぐ置いて行ってしまうのですが、ふよふよとついてくるのは可愛い所があります。
また所々狭い道を通ると、秘境の様なスポットがあります。こうした所はいくつかあるのでぜひとも探してみましょう。
洞窟から出て丁度の真後ろの方にも象徴的なオブジェクトがそびえたっていました。こちらは根元に気流が発生しており、それに乗って上の方に進めます。
気流の上に乗って見える景色も圧巻の一言です。
いかがでしたでしょうか。
幻想的な光の中に飲み込まれているような圧倒的なヴィジュアルと眺めているだけで息が漏れるそんなワールド。みなさんもぜひとも行ってみてくださいね。