VRChatを拠点とする学園空間型イベント「私立VRC学園」は、第11期開催に先駆け講師希望者に向けた説明会を5月10日、11日の各日22時より開催することを発表しました。11期開校期間は、6月10~24日です。具体的な授業内容の例や、その他注意事項などは説明会にて紹介するとのこと。講師を行うためには同説明会への参加が必須となっています。参加希望者は、事前に「VRC_HighSchool」までフレンド申請を行ったうえ、開催時間にJOINを行ってください。
私立VRC学園とは
私立VRC学園は、新たにVRChatを訪れた初心者をはじめとする生徒が、1クラス15人程度の教室と2週間の学生生活の中で学び・交流し・深め合う、学園空間型コミュニティ体験イベントです。小人数ごとに構成されたクラスの中で新たな友達を見つけたり、VRChatに関する様々な知見を持つ講師から提供される授業を通じて自らの可能性を広げたりできることが大きな特徴です。
私立VRC学園の講師とは
私立VRC学園では「教える」をより気軽にする、を目的としてVRChatユーザーに教壇に立って頂いております。そして生徒に対してVRChatに関する文化やそれにまつわる技術などを主なテーマとして、45分前後を目安に授業を行って頂きます。教室でスライドを用いた授業を行ったり、校外学習として外部ワールドを使用して実地での授業を行ったり、様々な形式で授業を行って頂くことができます。
未経験の方でも歓迎です
これまで講師になって頂いた方の中には、他の人に何かを教えることが始めてだった、という未経験の方もたくさんいらっしゃいました。実際に「教える」をより気軽にするという目的を掲げている通り、テーマに沿った内容であれば未経験の方であっても講師として教壇に立って頂くことができます。
授業をするのが初めての方へのフォローの仕組みの整備も進めています。
授業で使用するスライド等について、経験者の方から直接アドバイスを貰いながら作成を進められる制度や、授業のリハーサルを行うことで授業内容をより分かりやすいものに仕上げられる仕組みなどを用意しています。
講師をするとどんな良いことがあるの?
私立VRC学園は生徒や講師とは金銭の授受を行わず、生徒会役員によるボランティアで運営されています。そのため、金銭での報酬が発生するわけではありません。そうした中で講師として参加して頂く方は、『過去に自分がそうしてもらったように、VRChatを始めたばかりの人に様々なことを知ってもらいたい』という想いを持っている方が多いです。
それ以外にも、『すでにある程度の大きさのコミュニティやイベントを運営しており、それについてより多くの人に印象付けるための手段として私立VRC学園の授業を利用したい』という方もいらっしゃいます。
実際に1つの授業は期を通じて合計40~50人程度のユーザーが受けることになるため、一度に多くのユーザーに自分のやっていることについて知ってもらうチャンスにもなります。
主目的はコミュニティやイベントの宣伝ではなく、あくまでもユーザーに対してVRChatの文化や技術等について知ってもらう点であることに注意してください。ただし、それらを伝えるついでに若干の宣伝を行う程度であれば問題ありません。
●参考リンク
・私立VRC学園公式Twitter
・私立VRC学園公式サイト