Grusの久さんによる新作アバター「Lapwing」が販売!早速使ってみた!

8月14日、3Dモデラーの久さんによる新作アバター「Lapwing」が発売されました。

久さんといえば、これまでに「Cygnet」や「Grus」で知られています。今回は、そんな新作アバター「Lapwing」のレビューをしていきたいと思います。

まずは全身、手を確認

全身は画像の感じになります。カラーリングは全部で3種類用意されています。

体感レベルですが、手のツイストがしっかり追従されていたように感じました
Grusに比べると少しだけ身長が低いです

ジャケットの襟元には模様が入っています。オシャレですね。

足元の靴には、リボンがあしらわれています。可愛らしいデザインで使いまわしができそうです

ちなみに靴の関係で確認できませんが、足の造形もかなり作り込まれています。これは、水着やサンダルのような足元を見せるときに輝きそうです。

続いて、VRChatユーザーにとっては欠かせない手を確認していきましょう。久さんの絵柄らしい柔らかい印象を与えますが、手の凹凸をしっかり再現されています。

なおハンドジェスチャーにきつねとロックンロールはデフォルトで入っていません。気になる人は、有志によって販売されているハンドジェスチャー集の購入などを検討してみてください。

豊かな表情たち!

デフォルトで入っている表情を確認していきましょう。まずはデフォルトから笑顔、怒っている顔。怒っている顔が、かわいさを感じさせる怒り方で使いやすいですね。

眉毛はシェイプキーで細くすることもできます

続いては、マンガ的な表現を使われている個性的な表情を確認。Grus使いの筆者としては、1枚目のキラキラしている表情が、Grusと似ていて同じ作者を感じさせるなと思いました。3枚目の絶望感溢れる表情も使いやすいと思います。

美しい横顔と前髪の影

筆者としては、久さん制作のアバター「Grus」を愛する理由に「横顔の良さ」が1つにあります。今回の「Lapwing」も横顔の良さが踏襲されています。

見てください!このフサフサとしたまつげを!

よく見ると下まつげもポリゴンで作られているのが分かりますね

そしてお気づきでしょうか。前髪の影がしっかり落とされていることを!

細かい部分かもしれませんが、結構影の差が大きいです。影があることで、実在感を増しているように思えます。

実際に改変してみた

早速ですが、改変してみました。衣装や髪型は非対応のものを使わせてもらっています。なお、「Lapwing」は「Cygnet」「Grus」との互換性がありません。

まず改変してみて気づいたのですが、「Lapwing」のシェーダーは「liltoon」です。前作の「Grus」が「Poiyomi Toon Shader」だったことを考えると、他のアイテムと組み合わせやすくなっていると思います。

実際に改変してみての所感ですが、「Grus」に比べると「幼い印象」が強く感じました。筆者は、「Grus」を「中性・男性寄り」の改変をして使っていたので、「Grus」に比べて少年感あるなと感じました。ただし、メイクやアイテクスチャ、シェイプキーでいくらでも変えられるポテンシャルを持っていると思います。

約2年ぶりの新作アバターとなった「Lapwing」。今回紹介した箇所以外にもシェイプキーが充実しているなどと最新のアバターにふさわしい作り込みがされています。執筆現在は、サンプルアバターは未実装ですが、今後ワールドが用意されるそうです。

今回の記事で気になった方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか?