9月19日に、ソーシャルVRの「cluster」は、従来まで「サーバー」と呼ばれていた空間を「スペース」という名前に変更し、タグやサムネイルを変更できる機能を追加。ワールドやアイテム制作で使用するclusterが提供する開発キット「Cluster Creator Kit」の機能の一部を先取りして利用できるベータ機能をリリースしました。
スペース機能
以前まで「サーバ」と呼ばれていたワールドの個別空間にタグ付けとサムネイルの変更ができる機能を加えたものが「スペース」です。
タグは3つまで自由に編集できます。例えば、「初心者歓迎」や「雑談中」などのタグをつけると、WEBサイトなどで閲覧できるスペースのタグはワールドのサムネイルが表示されます。
スペース内の様子が視覚的に外からも分かりやすくなったことで自分にあったスペースを選択できます。
ベータ機能
正式リリースよりも前にclusterの開発キット「Cluster Creator Kit」の一部の機能を利用できるのがベータ機能です。
ベータ機能は、Cluster Creator KitをインストールしたUnityプロジェクトを用意した状態で、Cluster>Settingsのベータ機能の設定を有効にすることで、ベータ機能を利用したアイテムやワールドの作成ができます。
※アイテム同士の重なり判定と破棄、生成を利用した例
clusterのワールド制作ツール「ワールドクラフト」上で、今まで作成の難しかったギミックを実装したりと、ベータ機能を利用することでワールドやアイテム作成の表現の幅が広がります。
Creators Guide上では作例として、サンプルソースも公開されているので簡単に応用して作ることができるので、活用してみてもいいかもしれません。
※ワールド内の位置情報を取得・操作できるベータ機能を利用した例
●参考リンク
・リリースノート
・より詳しい導入方法・作例 Creators Guide