liltoonシェーダーをアニメ調にしてくれるツール、MisoShadowの導入方法

皆さんは、アバターの写真を撮影するときにアバターに影があれば……と思ったことありませんか?
影はアバターに立体感を与え、情報量が増し、よりリッチな画作りができます。
とはいえ、シェーダーの設定を変更してみるのも難しいですし、失敗したときに元の設定にするのは、バックアップを取らないと面倒でしょう。

そこで今回紹介したいのは、MISOさんが配布しているMisoShadowです。

MisoShadowでは、liltoonとModularAvatarを活用して簡単に非破壊でアバターにアニメ調の影を設定してくれます。

BOOTHにて無料で配布されているので、使ってみてはいかがでしょうか。

この記事では、導入方法とVRChat内でできる設定についてまとめてみました。

MisoShadow導入方法

MisoShadowには、liltoonとModularAvatarが必須です。ダウンロードしていない場合は、下記のボタンよりダウンロードしてください。

BOOTHよりダウンロードしてきたMisoShadowをUnityにインポートします。

導入したいアバターを右クリックすると、Miso Shadowの項目があるので選択→Add Shadowをクリック。

対象のすべてのマテリアルのルートボーンとアンカーオーバーライドをチェストのボーンに割り当ててよいか聞いてくるので問題がなければYesを押す。適用が完了するとCompleteと出るのでこれで適用完了です。

Parametersを10個ほど使います。アバターのアップロードが上手くいかなかった場合は、不要なParametersを消してからアップロードしてみてください。

VRChat内での操作方法

ExpressionMenu内にShadowという項目が増えているのでその中のShadow_Strengthで影システムのON/OFFができます。(写真左がOFF、右がON)

同メニュー内の下の「Toggle_Angle」をONにし、左の「Shadow_Angle⟳」を調整すると好きな位置に影を移動させることができます。

●参考リンク
MISO(X)