2023年の12月にVRChat内にて横須賀市の猿島をモチーフとして公開された猿島ワールドが、2月9日にリニューアルされました。
こちらは本日2月10日~4月7日まで横須賀美術館で開催される、「日本の巨大ロボット群像」展とメタバースヨコスカのコラボレーションとしての企画として、猿島ワールド内にて記念艦みかさが変形して巨大ロボット化をしています。その名も「みかさロボ」。
メカニックデザインには宮武一貴さんが参加。劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の宇宙戦艦アンドロメダ、「超時空要塞マクロス」におけるマクロス、ゼントラーディ艦などのメカニックデザイン、そして「交響詩編エウレカセブン」などを手掛けています。
宮武氏が横須賀在住であり、戦艦三笠とも慣れ親しんでいるということから縁があり、今回の企画化につながったそうですよ。
今回はメディア向けのお披露目会の様子&「日本の巨大ロボット群像」展のメディアお披露目会の写真も交えてレポートしていきます!
ド迫力のみかさロボが登場!動くし操縦できるぞ!
とにかく圧巻だったのがみかさロボの質感とデカさ!
あまりの大きさに筆者は空を見上げてしまい、しばらく呆然としていました。
しかも、Android対応(Quest対応)なんです!
VRChat内でもこんな巨大で動くロボットなんて今まで見たことなかったように記憶しています。みかさロボからの視点だと本当に人がまめつぶのような大きさなので比較が難しかったですね。
どのくらいデカいのか、数字でみてみれば圧倒されると思いますよ。アンテナまで含めて全高72.9m、幅50.5m、奥行き26mのビッグサイズ!
実際の戦艦三笠が蒸気機関で動いているため、みかさロボも蒸気機関で動いています。
そのため、機関部からはところどころ蒸気が噴出しており、動作音も本格的で迫力満点です。何となくスチームパンクっぽさを感じてかっこいい……!
そしてこの「みかさロボ」、なんと乗り込んで操縦することができます。
ワールド入口の桟橋にジャンプできるギミックがおいてあり、「みかさロボ」の周囲に浮いている小島に何度かジャンプしていくことで、乗り込むことができます。もちろん艦橋へ直接テレポートすることも可能です。
こちらが操縦席。操縦者1名と、乗客2名まで座り込んで固定されるようになっています。
もちろん3名だけでなく写真のようには艦橋にいられるのですが、動作しだすと慣性が働く関係で、ロボから振り落とされてしまうので注意したいところです。
その他、入口の桟橋に同じように3名まで乗れる飛行ユニットがあり、それに乗ってみかさロボまで行くことができ、空中散歩もできるので、空からみかさロボの雄姿を撮影などもできますよ。
さらに猿島ワールドでは以前ゲームワールドとしても遊べるということは記事でご紹介しました。そう、みかさロボの上でもあつい戦いを繰り広げることが可能です。
艦橋の上で撃ち合いとか熱いですね。是非チャレンジしてみてください。
こんなすごいロボをVRでみてしまったら、果然、リアルの展覧会が気になってきます……!
横須賀美術館「日本の巨大ロボット群像展」に行ってみた
さて、今回横須賀美術館でメディア向けのお披露目会がありました。
今回なんとコラボレーション企画として、「みかさロボ」のデザイン原画を特別に展覧会内で展示されています。
2月17日に記念艦みかさ艦内講堂にてみかさロボトークショーも開催予定となっています。詳細と申込方法はこちら。
こちらが宮武一貴氏。躍動感あふれるイラストはさすがとしか言いようがありません。
是非実際に見てみたいものです。
もちろん、展覧会の会場にはVR体験ブースも設置。こちらで「みかさロボ」の体験ができます。
こちらが「みかさロボ」の原画の様子です。細かいところまで書き込んであり、VRの再現度の高さに、きっと驚かされることでしょう。
VRだけでなく、リアルでも体験がいっぱいの今回のメタバース横須賀コラボ企画。
ロボットアニメ好きな方々にはなにもかも刺さるような貴重な展覧会となっています。お時間を見つけて是非お出かけしてみてはいかがでしょうか。
(写真提供:アシュトン)
関連リンク
メタバースヨコスカ 公式X(旧Twitter)
横須賀美術館公式サイト