東京理科大学 理工学部は本日、7月8日にVRChatを活用したイベント「メタバースで「創域」の可能性を探る~VRChatで異分野交流を~」を開催すると発表しました。
今回のイベントでは、学生、研究者、一般の方が交流を通じて、新たな知見やつながりを得ることを目的にしています。
また、講演者にVRChat内の学術交流コミュニティ「VRC理系集会」の主催Kurolyさん、司会進行にMeta Quest2アンバサダーのおきゅたんbotさんといった既存のコミュニティの連携が行われているのも注目です。
今回のイベントでは、実験的に異分野交流する目的があるため、在学生、東京理科大学への受験を考えている学生、社会人、研究者と幅広い人が参加できます。
VR機材を持っていない人向けに、機材の貸し出しが行われます。その場合は、VRChat事前操作説明会を受ける必要があるため、日程の確認をしましょう。
また、Quest対応のイベントになるため、アバターには軽量なQuest対応アバターが必要です。
当日プログラム
当日には、VRChat会場から教授や有志による発表や、ポスターセッションなどの交流が行われます。
教授の発表では、建築学科 宮津 准教授によるリアルタイム地震実験の様子をVRChat内に配信や、国際火災科学専攻 水野 准教授による火災実験の3D 映像の視聴を行います。
有志の発表では、メタバース最大級の学術交流コミュニティ「VRC理系集会」の主催Kurolyさんによる「メタバースと異分野融合」のスライド発表を行います。
「VRC理系集会」は、国の機関である「国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)」から一部後援を貰うほどの注目されているコミュニティになります。
講演はYoutube上でアーカイブされている回もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
メタバースにある可能性は未知数。今も多くの人や、企業、団体が、どのように活用できるか模索しています。
その中で、これまでメタバース上で学術交流をしてきたVRC理系集会が、東京理科大学のイベントに協力するのは、大きな意義があると思います。
メタバースにある可能性を探るために、イベントに参加してみるのはいかがでしょうか。
・参考リンク
・東京理科大学 (イベント案内)メタバースで「創域」の可能性を探る~VRChatで異分野交流を~
日時:2022年7月8日(金)18:30~20:30(18:00から入室可能)
開催場所:VRChat / VRヘッドセットを用いての開催
参加費:無料
定員:35名(抽選)
参加枠:VR機器をお持ちでない方 20名、VRChatユーザー 15名
※当日はYouTubeライブ配信も行う
参加するためには、応募フォームからの抽選になるため、希望者は応募が必要です。