4月5日、ホビーメーカー株式会社壽屋は新作3Dアバター製品『九尾の傍観者』の発売日を4月19日11時と発表しました。イラストレーターしらたまさんのデザインをもとに制作され、開発期間に1年半掛かりました。
しらたまさんのアートを3Dモデルに落とし込むために、しらたまさんによる新規描きおろしの
表情画や、しらたまさんの監修に基づいて作成した3面図を新規製作し、制作方針を密に詰
めるところから制作をスタート。
デザインの肝となる九本の尾は、株式会社 Knead製作のフィギュア原型を参考にアバター
モデルへ落とし込んだとのこと。
衣装制作では、制作チームが着物のリアリティ追求のため繊維街に視察を行いました。反物取扱店でのヒアリングなどを通じて得た完成を、衣装造形や表現に落とし込みました。
『九尾の傍観者』のフィードバックには、VRChatのネイティブユーザー約70名が参加。不具合の発見や機能の向上が行われました。実際に行われたのは以下の通りです。
・通常解像度のテクスチャのほかに、高解像度のテクスチャを付属させる
・フルトラッキングでの着座姿勢の際に、しっぽを地表に干渉させる
・ケモミミパーツを独立パーツとして用意し、頭髪の移植性を高める
クリエイターコメント
九尾の傍観者デザインを担当させていただきましたしらたまと申します。
幼い表情、細かい髪の毛束、衣装の質感、もふもふの大きなしっぽなど…3Dにするのが難しい要素ばかりのデザインなのですが、ひとつひとつこだわって丁寧に制作していた
だきました…!
本当にかわいいモデルが完成できたと思っていますので、一人でも多くの方にお迎えいただけたら嬉しいです。