歌川広重の作品を堪能できるワールド『Hiroshige World 2 Ver1․0』がオープン!

4月12日に広重美術館によるミラバースミュージアム、『Hiroshige World 2 Ver1․0』がVRChatにオープンしました。

たまに、美術館に出かけたくなる時ありませんか?でも見に行きたい作品が遠かったり、好きなタイミングで自由に鑑賞したい、人混みが苦手で……などの悩みを一掃するワールドの登場です!

まず、入り口付近に、館内の基本操作が書かれているので、軽く読んだら進みましょう。

基本操作の説明
言語切り替えパネル

このワールドには、2パターンの楽しみ方があります。順番にご紹介します。

パターン1:普通の美術館のように鑑賞

見る回廊

「LOOK」と書かれたエリアでは、作品に近づくと解説が表示され、アナウンス音声が流れてきます。作品から目を離すことなく解説を聞けるので、落ち着いて作品を見ることができます。

絵の楽しみ方

また、現実の美術館とは違いガラスなどで仕切られていないので、至近距離で作品を鑑賞することができます。錦絵、浮世絵ならではの細かい色使い、紙の質感までも伝わってくるよう。作品の前で不意にくしゃみをしても大丈夫です!

梅に小禽
六十余州名所図会土佐

パターン2:作品の中に入ってみよう!

飛び込める回廊

「DIVE」と記されたエリアには、絵の中に飛び込める作品があります。

飛び込む入り口

入口はこちら。そのまま飛び込んでみましょう!

六十余州名所図会土佐にDIVEした状態

写真では伝わりにくいのですが、自分の周りに360度画像として絵が展開。広重の世界に浸ることができます。

歌川広重の作品 全天周映像

最奥には複数の絵が時間で切り替わるドームもあるので、のんびりしてみるのもいいですね。雨や花びらが舞い、雰囲気もよく落ち着いた空間になっているので、思わず寝っ転がってみたくなります。

美術館で寝っ転がれるなんて、なかなかできませんよね。「広重の世界に入り込んで寝っ転がってお昼寝」など、思いつきもしなかったようなことをやってみるのもよいでしょう。

全天周映像内部の様子

●参考リンク
広重美術館 公式サイト