9月29日、ホロライブ傘下のグループ「hololive DEV_IS」一期生のユニット「ReGLOSS」の1人、火威青さんがVRChatでの配信を実施しました。
配信前日には、ユニットで3Dライブを実施し、3Dモデルの姿を初披露。今回のVRChat配信はソロ3D初配信といった形になります。初配信でVRChatをプレイしていると語っていたこともあり、3DモデルでVRChat配信することは彼女の目標の1つとも言えます。本記事では内容を紹介しつつ、配信内に出たコンテンツについてもご紹介します。
またもやソロ3D「初配信」でミュートから登場
火威青さんは、そのビジュアルから分かる通り中性的な魅力を持つイケメン女子として活躍しているライバーの1人。ハスキーなボイスとともに真っ当なイケメンの姿を見せている一方で、ポンコツな一面も見せる場面も。
下から3Dモデル姿で登場するために、BGMの音量を間違え、声をミュートするトラブルを起こすトラブルが発生。初配信も誤ってミュートで登場したこともあり、3Dソロ初配信もミュートがつきものなのか。
ガチのVRChatユーザーっぷりを披露。今後はVRChatでの配信に前向き
VRChatにある自部屋ワールドから配信をお届け。ホロライブの方針転換によりソロ3Dのお披露目がなくなる方針となりました。ですが、VRChatを活用することでお披露目配信が可能だと考え、スタッフの協力のもと、VRChat内にワールドを作成し配信を実施しました。
近い顔の姿を見ながら、テレビやベッドを順々に紹介。ぬいぐるみも紹介。くらげやジンベイザメのぬいぐるみは、自身が気に入っているショップ「すもももももももものうち」のぬいぐるみで購入して導入したもの。VRChatのワールドにはこういったぬいぐるみが置かれていることもあります。
自室に関しても、BOOTHの販売品を火威青の自室仕様にカスタマイズしたものです。VRChatをもともとプレイ環境を整えていることもあり、配信では本格的な11点フルトラッキングを披露。VRChatをいわゆるVR睡眠をするほどの住民と自負しており、今後も雑談配信や歌枠などもVRChatからできないか模索しているとのこと。VRChat内でやりたいこととして、VRChatのワールドをデートとして紹介できればと考えているとのこと。
部屋には大きな鏡も用意。配信では直接言及していませんでしたが、VRChatのプレイスタイルには鏡の前に立ってお互いの姿を見ながら話すことがあります。自室のワールドで用意してもらったあたり、かなり遊んでいるのが伺えます。
部屋にあるテレビにはおそらくVRChatの動画プレイヤーを設置。3Dライブの振り返り配信もVRChat内で見ながらできればと語っていました。実際にVRChatユーザーが遊んでいるスタイルを取り入れようとしているように思えます。
VRChatのプレイ歴は5年以上。VR環境を公開
VR環境についても紹介。VRChatは5年以上無言勢として遊んでおり、Meta Quest3がOculus Quest時代だったころから愛用。フルトラッキングに関しては、Haritoraシリーズを愛用していることを話しました。今回はあくまでも初期のため、これからアップデートを行っていくことを考えているとのこと。
今後のVRでの目標に「VRテーマパークを作りたい!」や「Vketに出店したい!」、「コラボモデルのHMDが欲しい!」を掲げました。目標の中には、VketやVRテーマパークの先駆者としてぽこピーランドについての話題を出しており、プライベートで遊んでいることを伺えます。
他にもやりたいこととして、写真集や3Dモデルでのグリーティングを挙げました。VRでのグリーティングはプラットフォーム「バーチャルキャスト」上で、宝鐘マリンさんが過去に行っています。VRでのグリーティングは、目の前に推しが立っている実在感は段違い。ぜひ実現してもらいたいところです。
ジャケットを脱いだ姿も披露しながら、表情や手の動きも披露。VRChatでの配信を通じて、一緒に遊んでくれる人が少ない、ぼっちな人でも遊べるようにしたいと語りました。最後にはVRChatで行ってほしいワールドをハッシュタグで紹介してほしいと話し、配信は終わりました。
VRChatユーザーから見てもかなり筋金入りなのが伝わってきた初ソロ配信。宝鐘マリンさんも配信中にVRChatできないか勉強中であることをポストしています。
もともとホロライブとVRChatの関係は、ホロライブEnglishではハコス・ベールズさんが「バーチャル・ナビゲーター」に就任していることやワールドを公開していることもあり、度々接点かありました。
今回のVRChat配信を皮切りに、日本でもVRChatを活用する配信が増えていくのか。今後の展開に目が離せません。