U-Stella株式会社、VRChat向け3Dアバター市場からの撤退を発表 「カリカチュア「TWIN」(ツイン)」制作中止、「CCD-0001[UNI]」発売未定へ

U-Stella株式会社は11月11日、新規プロジェクトの中止および事業縮小することを発表しました。事業縮小に伴い従業員数の縮小、VRChat向け3Dアバター市場からの撤退・固定費の削減・固定資産の売却等も報告しています。

これにともない、現在発表済みの『VRChat用3D Model カリカチュア「TWIN」(ツイン) 』の制作中止及び『VRChat用3D Model CCD-0001[UNI]』の発売を未定へ延期を決定したほか、今年7月より1ヵ月1体ペースでのリリースを行っていた「PROJECT SOLCIEL」の制作販売も今月分のリリースをもって中止となるとのことです。

U-Stellaは、これまで2021年3月に「CCD-0500[FEE](通称:フィーちゃん)」を販売開始以降、「レノン」「ノイ」「メロル」「シュウカ」と計5体のVRChat向けオリジナル3Dアバターを展開。「VRChat」ユーザーを中心に大きく知名度を上げました。

また、先日行われた「レノン」「ノイ」の価格改訂にともなう返金対応については、10月付けで連絡をいただいたユーザーに関しては返金対応をすべて終えているとのこと。

U-Stellaでは、今後一昨年より中断していたASMRバイノーラル音声作品の新規制作販売の再開を予定しています。

●参考リンク
プレスリリース
U-Stella公式サイト
U-Stella公式Twitter
U-Stella公式BOOTH

ABOUT US
アシュトン「メタカル最前線」初代編集長
2021年3月より「VRChat」はじめソーシャルVR/メタバースの魅力を発信するメタバースライターとして活動。週100時間以上仮想空間で生活する「メタバース住人」として、AbemaTV「ABEMA PRIME」、関西テレビ「報道ランナー」、TBS「サンデー・ジャポン」ほか多くのメディア取材を受ける。2022年4月に「メタカル最前線」を創刊。