【PR】こあられのアトリエ 新作衣装「Badass Heart」は後ろ姿が魅惑的

BOOTHショップ「こあられのアトリエ」は5月2日、新しくVRChatアバター向け衣装商品「Badass Heart」を販売開始しました。

「Badass Heart」は、高品質かつ低容量なジャケットテクスチャや、へそ、尾てい骨などフェチをくすぐる随所にちりばめられたピアスなどが特徴的な衣装アイテム。執筆時点において、萌、セレスティア、イメリス、桔梗、リーファ、ルーナリットと5種類のアバターに対応しています。価格はGW期間中のセールにてフルセット4500円、単品2000円（以上税込、以下同）。通常価格にて、フルセット5000円、単品2500円です。

今回は、そんな新商品「Badass Heart」の魅力をさっそくレビューしていきたいと思います。

こあられのアトリエとは？

と、さっそくレビューに入る前にBOOTHショップ「こあられのアトリエ」について、ご紹介いたします。

「こあられのアトリエ」は、こあられ。さんが2019年9月に開設した主にVRChatアバター向けの衣装アイテムを取り扱うBOOTHショップです。2019年というと、衣装ショップとしてはかなり老舗ですね。これまで、なんと136点もの商品を販売してきたとのこと。

ショップで取り扱うアイテムは、さまざま。ゴシックメイドや、蝶をモチーフにした和服衣装などの可愛らしいデザインのものから、サキュバスをモチーフにしたものや、ボディコン、下着などちょっと悪いオトナな女性をイメージさせる商品など幅広く取り扱っています。

今回の「Badass Heart」は、「鼠径部を見せるデザインのホットパンツを作りたい」という出発点から生まれたとのこと。そこから、流行りの金ビキニをおしゃれアイテムとして取り込んだり、全体的に悪いそうな女の子のイメージで統一感を持たせ、このデザインになったそうです。

――こあられ。さんのショップを一言で表すとどんなショップでしょうか？

「自分の性癖に正直なショップ」です。

ショップ全体の統一コンセプトみたいなものはそんなに考えていなくて、好きなものを作ってきました。ウェイトだけはなるべくちゃんとしようという部分と、毎回一つ以上は新しいことに挑戦しようということは決めています。

――衣装アイテムを制作するときの着想はどんなきっかけで得ることが多いですか？

好きなものとか、作品のキャラとかを見ていて「これいいな」と思ったものとかを部分的に取り入れています。例えば、ソシャゲのガチャを回してて、性癖に刺さるキャラの衣装デザインとか。そういうものを参考にしていますね。

個人的に、ほとんど着ていないみたいな、露骨な”エロ”は好きじゃないんです。隙間から見えるみたいなものが性癖です。

「Badass Heart」の魅力を徹底レビュー！後ろ姿がとにかくエロい

そして、新作「Badass Heart」。衣装の構成としては、下記のようになります。

アクセサリーがかなり豊富ですよね。特にピアスは、耳のピアスだけで5種類の細かいピアスが合わさった構成に。「ハート」と「悪魔」は、こあられさんが特に好きなモチーフです。

今回、新たにチャレンジしたのが「ハート型の宝石」の造形部分。宝石の作成は初めてだったとのことですが、アドオンを使用した場合、ハート型にできないため、自然に見えるカット方法を勉強しながら、blenderでゼロから自作したとのことです。

そんなハート型の宝石が生かされているのが、「へそピ」と「尾てい骨ピアス」。尾てい骨ピアスってなかなか聞かないですよね。そこはかとなくフェチを感じます（笑）

そして、何より筆者的に気に入ったのが、この後ろ姿

ホットパンツどうなってるの！？もはや布じゃない！？！？

360度見られる自分のアバターなら、後ろ姿にも気を使いたいところ。普段は、鏡で自分の姿を確認するため、自分の背後を見る機会は少ないですが、そんな背面にこそいかついタトゥーを入れたりするとドキッとするもの。

大胆なデザインのホットパンツが、お尻に入れたタトゥーを際立たせてくれてるじゃないですか！そして、尾てい骨ピアスも合わさっていい味を出してますね。使用モデルは「桔梗」ちゃんですが、そのスタイルの良さもあって、まさに「カッコいい悪い女性」という風貌。刺さる人に突き刺していくスタイルです。

いちばんのチャレンジは「15K相当のテクスチャ」

こあられ。さんによると、今回特にこだわったのが、ジャケットのテクスチャ。最近では、アバター向け衣装に「8Kテクスチャ」などを使い、高解像度で高品質な衣装を実現するものも増えてきましたが、そこで問題になるのが「容量」。

今回、そんな高解像度・高品質と低容量を実現させるために、タイリングテクスチャという技術を用いました。これにより、1Kのテクスチャで、実質15K相当の高解像度を実現しているとのことです。

VRChatは、VRプラットフォームという特性上、ユーザーは自由視点でアバターを見ますし、ゼロ距離に接近して見られることも十分考えられます。一方で、ただでさえパソコンスペックを必要とするプラットフォーム。アバター容量を気にするユーザーも多いでしょう。

「Badass Heart」は、こうした最適化技術によって、トータル容量を8MBに抑えているとのこと。イベントなど、人が多いインスタンスで遊ぶ人にも打ってつけです。

また、技術的なこだわりポイントとしては手首の「バングル」も。PhysboneとConstraintを組み合わせることにより、破綻のない自然な動きを実現しています。これも今回初めてのチャレンジ。

大胆なデザインと、細やかな部分に宿る技術的なこだわりが印象的な「Badass Heart」。暑くなるこれからの季節にピッタリな大胆な衣装ですね。ぜひみなさんも着てみてください！

●撮影協力：蕎麦T督（Twitter）

●参考リンク
・こあられのアトリエ（BOOTH）
・こあられ。（Twitter）