NAVER Z Corporation(以下、NAVER Z)は5月3日、同社の運営するスマートフォン向けメタバースアプリ「ZEPETO」(ゼペット)と、インドネシア発のVTuber事務所「MAHA5JAPAN」(マハ・パンチャ・ジャパン)とのコラボレーションを発表。第1弾として、同事務所所属のVTuber・雅桜おみさんのオリジナル3Dモデルを制作し、「ZEPETO」内でのライブ活動が開始されます。
また、今回の雅桜おみさんの参入は「第1弾」とのこと。今後、3ヶ⽉連続で参入が予定されています。ファンとVTuberのコミュニケーションを今までの配信の⽅法から深め、コンテンツを多様化することでふれあいを可視化し、それぞれのモチベーション向上へと繋げてくとのことです。
「ZEPETO」は、3Dアバター通したZ世代ユーザー向けメタバースアプリ。もともとは、自撮りアプリ「SNOW」の運営会社である韓国・Snow Corporationが開発したサービスですが、現在はそこから分社したNAVER Zが運営しています。スマホでのユーザー体験に主眼を置いており、アプリ内でのアバターカスタマイズや、アイテムの購入、ワールドでのコミュニケーションなどが楽しめます。
特に10代から支持を受けており、韓国ではK-POPアーティストの参入やバーチャルライブなどが積極的に行われていることでも知られます。
「ZEPETO」では、通常アバターのカスタマイズはアプリ内での機能に縛られており、キャラメイク感覚で気軽にできる反面、オリジナルの3Dモデルを持ち込むことはできません。しかし、今回のコラボでは、元のキャラクターデザインに寄せたオリジナルの3Dモデル。
プレスリリースによると、「ZEPETO」では「従来のアバターカスタムに加えて、クリエイターが⽣み出した多様な表現によってアバターの多様化を進め」ているとのこと。これからのアバターコミュニティとしての発展にも注目したいところです。
●参考リンク
・プレスリリース
・雅桜おみ(Twitter)
・ZEPETO日本公式Twitter