【PR】「#Ene_Collection」オーナーインタビュー 自分が作りたいものを第一に

みなさんは「#Ene_Collection」というバーチャルファッションブランドをご存知でしょうか。

マーケットプレイス「BOOTH」にて、VRChatアバター向けのファッションアイテムを多く販売してきた同ショップ。メタカル最前線連載の「週間VRChat向けBOOTH商品トレンドランキング」にも度々上位へランクインする人気ショップです。

そんな「#Ene_Collection」の最大の特徴は、アイテムの幅広さ。ヘアーアイテムをはじめ、衣装、そしてオリジナルアバターと、バーチャルファッションに関わるアイテムジャンルを一通り網羅しています。ショップ名は知らなくても、アイテムを見たらピンとくるという人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな「#Ene_Collection」のオーナーであるEneさんにメールインタビューを実施。3Dモデリングに触れたきっかけからアイテムへのこだわり、今後の展望について聞いてきました。好きとこだわりが詰まったインタビューとなっているので、ぜひご覧ください。

本記事は、メタカル最前線公式FANBOX「プレミアムプラン」加入者向けPR特典にて執筆されたものです。詳細はこちらのリンクをご参照ください。

「自分だけの個性的なアバターが欲しい!」がキッカケ

ーーもともと3Dモデリングに触れたキッカケはなんですか?

「VRChat」をプレイしているうちに興味を持つようになりました。

もともと昔からファッションやデザインには興味があったのですが、3DCGに関してはほとんど興味がありませんでした。

そんな中、偶然「VRChat」を知ったんです。このゲームでは自分を表現できる手段が「アバター」と「声」だけなので、自然と「自分だけの個性的なアバターが欲しい!!」と思っていろいろ調べていました。

「3Dモデリングをすれば、他の人と衣装やヘアーが被ることもなく、自分だけのスタイルを表現できるかも!」と思って、勉強し始めました。

ーーそこから、「#Ene_Collection」はどういった経緯で立ち上げたのでしょうか?

最初は、1人で自分用に3Dモデリングをしていました。そんななか、周りのフレンドさんから私が作ったモデルを使ってみたいという声が上がってきて。自分以外の人が、自分が作ったものを使ってくれたり、着てくれたり、そこから思い出が生まれていくのって素晴らしいなと思ったんです。

このVRChatで人々が思い出を積み重ね、良い思い出を作るために自分が作ったものが使われていると思うと、本当に誇らしいことだと思いました。 だからもっともっと頑張れるようになったと思います。

ーーこれまで、オリジナルアバター「小夜」や、人気アバター向け衣装、アクセサリーに、ヘアアイテムと、VRChat向けの3D商品は一通り扱われているなという印象です。制作商品はどのように決めていますか?

私は何かを作るとき、自分が作りたいものを作ることを第一に考えています。

「これは人気は出そうだけど、自分の趣味じゃないな」というようなものや、自分が本当に好きだと思えないものは、制作を避けています。私が思うに、人は自分が好きなことをするときこそ、1番良い結果が出せると思っているからです。

そのため、ジャンルなどにこだわりなく、自分の好きなものを自分の好みを取り入れて、自分が満足できるようにと制作をすすめていったら、自然と様々なジャンルのアイテムを作ることになりました。

ヘアアイテムは「デザイン」が最難関

ーーヘアアイテムはVRChat向け商品の中でも人気の高いジャンルだと思います。ほかのアイテムと比べて制作の難易度や特徴などはありますか?

ヘアアイテムの場合、制作過程の肝であるモデリングやテクスチャリング自体は他のアバターや衣装の制作に比べると非常に挑戦しやすく、制作過程もそれほど難しくないと思います。

しかし、ヘアアイテムというジャンルは再現できるスタイルが限定的で、好まれるスタイルも限定されているんですよね。その限られた境界線の中で万人受けしそうなデザインを考える過程が1番難しいと思います。

ーーなるほど。具体的にこのアイテムは良くこだわったというエピソードなどありますか?

「Ene_Collection」で一番人気が出たヘアアイテムは、2022年3月に発売した「Valentineヘアー」でした。

こだわったポイントとしては、サイドのヘアラインから後ろに結んで、 その結んだポイントにリボンをつけて仕上げたところです。この、サイドのヘアラインをうまく後ろ髪に下ろしていくのが鬼門で、少しでも位置が変わると非現実的になってしまうんです。そのため、この後ろ髪に下がるラインの部分をうまく活かそうというのは、一番こだわった部分でしたね。

完成までに2ヶ月かかったタクティカルメイド

ーーこれまで、本当に多くの商品をリリースしてきたと思います。中でも、いちばん思い入れが深い商品はなんでしょうか。

うーん…… いちばん思い入れがある商品は、「タクティカルメイド」です。

「タクティカルメイド」は、制作期間が2ヵ月もかかっていて、本当に長かったんです。それだけ、私がいちばんこだわりながら作った衣装なんですよ(笑)。

スカートにエプロン、それにベルトまで全部で3重のメッシュで構成されているので、ウェイトの面でも本当にこだわりました。

メイド服を作るというアイデアを出してから最後のサムネイルまで、どこも欠けることなく、本当に魂を込めて作った衣装なので、いちばん思い入れがある衣装だと思います!

次回作は「サイバーパンク系」 今後の展望について

ーーもし、制作中の商品があれば少しご紹介いただけると嬉しいです!

最近、制作中の商品としてはサイバーパンク系の衣装になります。

サイバーパンク系のスタイルは、今回が初挑戦です。もともと、もっとはやく制作して販売する予定だったのですが、制作しながら「もう少し…!もう少し……!なにか追加したい!」とどんどん欲が出てきて(笑)。

Twitterに投稿した制作途中の画像から、さらにジャケットやアクセサリー、シューズなどを追加して、6月頃に発売できればなと考えています。

ーー最後に、読者へメッセージやアピールなどございましたらお聞かせください

このような機会があり、私が今までモデリングをしながら考えてきたこと、 そして私のストーリーをこうして伝えることができ、とても嬉しいです 。

これからもっともっと努力して、皆さんの仮想世界生活を応援する「#Ene_Collection」になります!。私のブランド「#Ene_Collection」をよろしくお願いします。

●参考リンク
Ene(Twitter)
#Ene_Collection BOOTHショップページ