5月19日、VRChatにて「Pepiement」というワールドが公開されました。このワールドの制作者は、コインランドリーが印象的なワールド「Nemophila – Japanese nostalgic Laundry -」を手掛けたpuri_sanさんです。
ちなみにワールドは、PC／Quest両プラットフォームに対応しています。しかし、ワールド制作者によると、Quest版の場合にはJOINに失敗してしまうバグが存在するとのことなので、注意が必要です。
「都会の雰囲気から離れて、ゆったりと過ごしたい」そんな想いが感じられるこのワールド。さっそく、レビューしていきましょう。
渋谷から幻想の世界へ
「Pepiement」の特徴といえば、冒頭で紹介した、ガード下から幻想的な海辺へ誘われるシチュエーションでしょう。実際にワールドに行って、どのように体験するかを見ていきましょう。
ワールドにたどり着くと、そこは路地裏でした。ビルのタイルや高い建物の隙間から圧迫感を感じるかもしれません。道なりに進んでみると、西武渋谷店のある位置であることが分かります。
Googleマップで比較してみると、連絡通路がわかりやすく再現されていることが分かります。渋谷から非現実的な世界へ行っているわけですね。
存在感のある精算機を見ながらガード下を通り過ぎると、灯籠によってライトアップされた幻想的な海辺に到着します。そして、海辺の中央には開放感のある建物が立っています。早速中に入ってみましょう。
和洋折衷を感じさせるアイテムたち
中央にある建物には、ソファをはじめとした家具が置かれています。ソファや家具から全体的に西洋的な雰囲気を感じさせます。
ですが、置かれているアイテムをよく見るとうちわや昭和を感じさせる扇風機などとどことなく日本の雰囲気を感じさせるものも。
このように建物は、洋風と和風が織り交ぜられた落ち着いた雰囲気で、仕上がっています。
奥にある離れには、映像プレイヤーとミラーがあります。好きな映像を見たり、海を見たりして、友達とゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
花火で少し早い夏の思い出を
夏といえば、人々は花火を思い浮かべることが多いでしょう。 「Pepiement」には、花火を感じさせる2つのギミックがあります。
1つ目は、打ち上げ花火です。建物にあるアジサイに触れることでスイッチが起動します。
起動すると、離れた場所から花火を一望することができます。実際の花火を再現したような、音が遅れて聞こえるなどのこだわりもあります。
次に、手持ち花火についてです。こちらは離れた場所に置かれたバケツからスイッチを起動することができます。
起動すると、いくつかの花火が用意されています。ロウソクなどを使って、着火することで花火で遊ぶことができます。ワールド自体にライティングが設定されているので、花火を使った写真を撮ると素敵な写真になるかもしれません。
また、ワールド制作者のFANBOXに加入している人は、専用のラウンジを楽しむことができます。ワールドでより長く過ごしたい方は、月500円からの加入を検討してみてはいかがでしょうか。
●参考リンク
・ぷり♪（Twitter）
・ぷり♪（FANBOX）
