株式会社HIKKYは5月5日、同社の開発するメタバースメーカー「Vket Cloud」のベータテストを開始することをTwitterにて告知。その詳細を発表しました。
「Vket Cloud」はHIKKYが開発するWebブラウザのメタバース開発に特化したゲームエンジンです。スマホやPCから、URLをクリックするだけでアクセスできる点が特徴で、ボイスやテキストチャットを用いたユーザー間のコミュニケーションにも対応しています。
これまで、「GameVketZero」や「バーチャルマーケット6」「NFT Festa」などで使用実績があります。
「NFT Festa」は5月8日までアクセスが可能となっています
既存のプラットフォームと異なり、独自ドメイン上でメタバースを制作することが可能で、外部遷移リンクを組み込めば、他のメタバース空間やサービスにアクセスもできます。今後、同エンジンに対応したハウジング機能・アバターメーカーなども展開予定で、リアルタイムで画像やプレゼン資料のアップロード、QuestなどVR機器対応、ウォレットの連携なども開発予定とのことです。
今回のベータテストでは、会場「GALLEREAL」を使い自分の展示会空間を作りたい人を募集。5月の半ばに募集を開始し、6月にはテスター向けにSDK(ソフトウェア開発キット)を配布するスケジュールとなっています。
公式Twitterによると、VketCloudSDKは「Blenderなどの3Dモデルをある程度さわれる」「ゲームエンジンをある程度さわれる」程度のスキルを要求するとのこと。応募は、個人でもチームでも可能です。
Vket Cloudの開発に関する最新情報は、同公式TwitterもしくはDiscordサーバーをご確認ください。
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