疲れた日には、温泉やサウナでゆっくりして、ととのいたい……！
毎日忙しいと、そんな思いを叶えたくなるのではないでしょうか。
そんなみなさんにも、VRでものんびりととのってもらおうと、VRCユーザーのアサムラコウさんが半年かけて、大きいサウナワールドを制作、この度11月3日に公開をしました。
その名も「VRサウナ整前気良kolme Tutorial sauna」です。
VRChat最大規模級のサウナワールドということで、気になる筆者、さっそく行ってみましたよ。
まるでサウナの体験型博物館。これで入浴準備もバッチリ！？
到着してみるととても大きく広いワールドに驚かされます。
最近リアルではスーパー銭湯が減ってきているので、これだけの規模は嬉しくなりますね。
かなり広いようなので、まずは地図をみて把握することから始めます。
こちらの施設では12種類のサウナと6種類の水風呂があり、施設の外にもサウナが存在します。外には琵琶湖そっくりの形をした水場もあるようですね。
まずは初心者サウナ講習に行ってみました。たしかに事前の勉強は必要です。
長風呂や長時間のサウナで熱中症になったらたまりません。
初心者講習が本気のレベルで驚きました。これは本当にただのサウナか！？
まるでサウナ体験型博物館のようです。知識量が半端ないですね。
これまでなんとなく入っていたサウナへの見方が変わりそうです。
サウナハットでのぼせないように頭部を保護……なるほど、そんなアイテムがあるんですね。
しかしなんだかどこかで見たようなマークの帽子がありますが……？
それではいよいよサウナとお風呂のエリアへと足を運んでみましょう。
どのサウナにも入り口の前に説明が書いてあり、とても勉強になる内容で、サウナやお風呂の正しい入り方や知識を得ることができます。
実際に存在するサウナだけではないとは思うのですが、どの説明にも気合いがこもっているのを感じられますね。
ロウリュサウナは、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させて室内の湿度を上げるもので最近は人気だそうですよ。お水をかけるギミックもちゃんと搭載されていまして、ジュ～～ッという音と共に、水蒸気がモワッと出る演出が素敵です。
こちらはドライサウナの室内。スーパー銭湯とかでよく見るおなじみの景色ですね。
実は日本のサウナのほとんどがドライサウナだそうですよ。
琵琶湖エリアもサウナが盛りだくさん
さて、施設内より外に出ると大きな水場を囲むようにして、5つのサウナが建っています。
本当に色んな種類があるんですね。
トラックにサウナ！昨今の車中泊やキャンピングカーのブームに乗ってみた感じでしょうか。Youtubeで、軽トラの荷台に家を建てて手作りのキャンピングカーをつくったり、バスを改造したりされてる方の動画を見たことがありますが、確かにその気になればサウナも作れそうな気がしてきますね。
こちらは香川のから風呂とよばれるもののようです。
この風呂は約1300年前の昔に、奈良時代の高僧行基が香川のさぬきへ来たとき、諸人の病気を治すために造ったといわれているそうです。いわゆる古代のサウナ、というわけですがこんな昔からサウナがあるんですね……
さらには施設の上階へと上がれる自動ロープウェイのギミックがあり、どこかでよく見る漫画がありました。
もちろんサウナだけではなく、キャンプ場や休憩場など、お風呂の後にのんびり出来る休憩施設もしっかり存在しますよ！！
この料理や飲み物の充実度には驚きます。そう、温泉施設でのお楽しみと言ったらお食事ですものね。
普段なんとなく利用しているお風呂やサウナ。実際には水分補給が必要ではありますが、入り方など注意しなければならない点などを詳しく学ぶことができる機会もそうそうないと思います。
ここ、「VRサウナ整前気良kolme Tutorial sauna」でなら楽しみながら勉強することができるので、まさにサウナの博物館。
今後のアップデートも期待したいところですね。
●参考リンク
・アサムラコウさん X（旧Twitter）
