日本時間11月21日、VRChatはオープンベータ「2023.4.2 build 1383」に更新されました。本更新での世界線の違いはありません。通常版とオープンベータのユーザーは同じワールドで楽しめます。
今回のオープンベータでは、Impostors（インポスター）が実装されました。Impostorsは、パフォーマンスランクに問題、ブロックされているとき、つまりアバターがフォールバックのときに表示されるアバターです。
将来的には自動化される予定ですが、現在はテストのため手動で行なえます。
VRChatの公式サイトより、自分のアバターでかつHumanoidアバターのみ、Impostorsは生成できます。公式サイトからアバターの詳細ページを開き、「Generating Impostors」を押すことで生成されます。公式サイトのみで完結し、Unityは必要ありません。
オープンベータの執筆現在では、オープンベータのユーザーしかImpostorsは表示されません。通常版のユーザーでは、フォールバックが表示されます。
また、Impostorsの生成は1日あたり10体までの制限があります。
Impostorsのアップロードが終わると、アバターの「Features」にてImpostorsが含まれるようになります。
また、アバターのプレビューにて新しいボタンが表示され、実際のモデルとImpostorsで比較できます。なお公式からのアナウンスで、この画面でプレビューされるImpostorsは他のプレイヤーには見えないいくつかのバグが見られる場合があるとのことです。
公式のドキュメントページでは、Impostorsには自動で生成される方法の他にVRChat SDK を使用してカスタマイズする方法も用意していることを書かれています。詳細は、ドキュメントページをご参照ください。
また、Impostorsの機能に問題、機能追加の要望があったときはImpostor専用のcannyにて受け付けるとのことです。
●参考リンク
・ドキュメントページ
