ファラリスの雄牛も登場!? VRChatで現実を超える(?)「仮想裁判所」が登場

7月2日、VRChatにて裁判所を模したワールド「仮想裁判所」が公開されました。制作者のバーチャル僧侶であるいとよさんは、「仮想山 歓心寺」「放課後のロッカー」といったユニークなワールドを制作しています。ワールドは、Quest対応となっています。

「仮想裁判所」では、裁判所を模したワールドになっており、裁判のロールプレイをするのにはうってつけです。再現度が高いのですが、火あぶりにされたりや、青銅製の牛が出てきたりするカオスなギミックもあります。

それでは、今回は被告人役のつもりになって仮想裁判所へ行ってみましょう

※このワールドは、実際の団体と一切関係ありません。このワールドで生じたトラブルは一切の責任を負いません。

#早速被告人役になってワールドを見てました!

ワールドへ入ってみると、裁判所の廊下へ出ます。廊下には、裁判の流れを説明するパネルが置かれていたり、バーチャル仕様の傍聴者へのお願いが置かれていたりしています。法廷へ入るには、被告人、検察官・弁護人、傍聴人の3つの扉に分かれており、役割に分けて入っていきましょう。

今回は被告人役なのでこの扉から

被告人用の扉から入ってみると、待機所へワープします。実際の法廷の流れに従って、準備が整い次第呼ばれて法廷へ行くことを想定しています。

待機所にいると何もしていないのにやらかした気分に……

有罪になったら火あぶり!? 高クオリティの法廷へ

扉から出てみると、行ったことがない人でも見たことのあるであろう法廷が待ち受けています。

各役職ごとにロールプレイに役に立つギミックやオブジェクトが用意されています。検察側には、六法全書ならぬ仮想六法が置いてあります。

お砂糖関連といったバーチャルならではの法律でも書かれているのでしょうか

弁護人側には、弁護人が判決した時に掲げる勝訴と不当判決の紙が出てきます。判決が出たときには、紙を使って結果をアピールすればロールプレイが捗りそうです。

裁判官には、裁判の結果を相談する合議室や、有罪となった被告人へQuickExcutionシステムが発動し火あぶりにできます。被告人役で来た筆者も有罪となり、無事焼かれてしまいました。

これでは中世の魔女裁判です

バーチャルならではのカオスなギミック!? 

仮想裁判所には、バーチャルならではのカオスなギミックが2つあります。まずは、青銅製の牛の置物が出てくるギミック。牛が出てくるボタンを押すと、突如として法廷に現れるのでシュールです。

実はファラリスの雄牛という処刑方法という元ネタがあります

もう一つはパイプオルガンを出すギミックで、結婚行進曲が流れるため結婚式会場にもなります。メタバース結婚式をしたいって人は、仮想裁判所でやるのがいいかもしれません!?

流れてくる曲は廊下まで響く大音量

仮想裁判所の裁判所の再現度は高く裁判をしている風の写真や映像が欲しいときに使えると思いました。みなさんも、なにかやらかす前に一度仮想裁判所へ予行演習しに行ってみてはいかがにしましょうか。

参考リンク
ワールドリンク
いとよ(Twitter)