VRChatがNVIDIA GeForce Now で配信開始。動作環境のない人でも遊べるように。その他、新たなアバター容量制限もスタート

日本時間11月1日、VRChat社よりアップデートなどの最新情報をまとめた「Developer Update – 31 October 2024」を公開しました。今回の告知では、直近で公開されたパッチ2024.4.1の言及をはじめ、VRChat が NVIDIA GeForce Nowの配信開始、パソコン向けのアバター容量制限の変更を適用するアナウンスが出されています。

VRChat が NVIDIA GeForce Nowの配信開始

VRChat が NVIDIA GeForce Nowの配信開始されました。パソコン版でプレイすることができます。

NVIDIA GeForce Nowはクラウドサーバーにアクセスことで、パソコン、Mac、スマートフォンなどさまざまな端末からゲームを遊べるサービスです。クラウド経由のため通信環境さえあれば、端末の性能は問われず、またダウンロードも必要ないのが特徴です。

執筆時点では月額契約の3プランのうち、中間プランである「Priority」のみ契約可能です。契約をする際は、ホームページで最新の情報をご確認ください。

パッチ2024.4.1にアップデート

パッチ2024.4.1にアップデートされ、ハンドトラッキングのプレイフィールをより快適にする新機能が追加されました。この他にVRChatを終了時の画面が変更されたなどの変更点があります。

詳細は、パッチノートをご確認ください。

パソコン向けアバターのダウンロードサイズ・非圧縮サイズの制限

以前のDeveloper Updateから言及されていたパソコン向けアバターのダウンロードサイズ・非圧縮サイズの制限がサーバー側のセキュリティチェックに有効となり、すでにアップロードされているものも含め、選択できなくなります。

新たな制限では、ダウンロードサイズは500MBから200MB。非圧縮サイズでは1200MBから500MBに設定されています。

今回の容量制限について、公式からは制限を設けることでVRChat全体のパフォーマンスを向上させるとのことです。

アバターの容量制限については、AvatarOptimizerをはじめとしたツール類で最適化させることができます。下記の関連記事よりご覧ください。

この他の変更点やアナウンスなどは公式サイトよりご確認ください。

●参考リンク
プレスリリース