程よい狭さが味わい深い VRChatのワールド「はこホテル」で過ごす非日常的な時間

ホテルに泊まると、どこかいつもと違うような非日常感でワクワクしますよね。それと同じく、VRChatでフレンドと夜のひとときを過ごすのも修学旅行のような高揚感がある人もいるのではないでしょうか。

今回はきつねのるぅさんが制作したワールド「はこホテル」を紹介。「滞在型ホテル」と「味わう夜景」をコンセプトにしたワールドになります。Quest対応もしているので、Questユーザーにもオススメですよ。

程よく狭いホテルの一室

ワールドに入ると、都会の景色が見られるホテルの一室に着きます。部屋には、VR睡眠用に部屋の明るさや天井のミラーを調整できる機能や、動画プレイヤーや画像も表示できるタブレットも用意されています。このように、快適な睡眠のための設備が整っており、フレンドとの会話もさまざまな話題が飛び出て盛り上がるでしょう。


また、このホテルの一室は、「程よく狭い」のが何よりも特徴です。部屋が狭く、自分とフレンドが入ると自然と距離が近くなるため、親密感ある雰囲気を演出します。非日常感ある場所も相まって、まるで修学旅行に来た気分ですね。

自販機から食べ物を買う高揚感

このワールドでは、部屋の外にも出れます。部屋の外は、ホテルらしく部屋が立ち並んでいます。

「はこホテル」の名前は、ワールド制作に使用するUnityの立方体のみで床や壁、柱などの構造物が作られていることに
由来します


廊下を進むと洗濯機と食事が出る自販機が置いてあるスペースが見られます。自販機の中には、実際に食べられるギミックもあります。

部屋に持ち帰って食べるのもよし、その場で食べるのもいいでしょう。普段見かけないであろう食べ物が出る自販機の存在は、ホテルの非日常感に一役買ってくれます。

食べ物の自販機ってどこに行っても特別感ある存在ですよね

都会の空気を吸う

程よく狭い部屋といっても、ずっといるのは窮屈。そんなときは屋上や非常口に行きましょう。屋上はホテルの一室にあるハシゴからアクセスできます。都会の夜景を一望でき、開放感を感じられるはずです。

非常口は廊下からアクセスできます。先程の屋上とは打って変わって、こちらは暗く狭いスペースになります。とはいえ、人と話すのに疲れたときに使うにはうってつけ、休憩したいときはこちらに行きましょう。

シンプルながらも体験がリッチになるワールド

「はこホテル」はシンプルながらも体験がリッチになる工夫が施されているワールドだと思います。ホテルの一室では、フレンドと会話がしやすいような狭さがあり、一室から出ると会話のタネになりそうな自販機のギミックもあります。屋上や非常口といったホテルの一室以外の息抜きができるスペースもあるのも嬉しいポイントです。

フレンドのたまり場としては、オススメできるワールドなのでぜひとも行ってみてはいかがでしょうか。

●参考リンク
きつねのるぅ(Twitter)