VRアクセサリー・生活雑貨の企画・販売を行う株式会社ROOXは、VRヘッドセットを装着したまま眠る「VR睡眠」時に頭をしっかりと支え、睡眠の質を高めることを目指したVR睡眠用まくら『ぶいすいーと』を発表しました。
心の潤いを求めてVR睡眠を行うユーザーにより快適な眠りを得ることを目指した製品です。
『ぶいすいーと』は7月に発売を予定しており、4月19日19時にクラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE』においてクラウドファンディングをスタートしました。執筆現在で、目標額の500パーセントを達成しています。注目度の高さが伺えます。
「VR睡眠」という文化
ソーシャルVRの世界には「VR睡眠」、略して「V睡」という文化があります。
HMDを着けたまま入眠し、「VRChat」や「Resonite」などのメタバース空間から抜け出すことなく、そのまま朝を迎えるというものです。
ソーシャルVRを知らない方々から見ると理解が難しい風習ですが、大好きなワールドの風景の中で目覚め、眠っている間に訪れた友人の愛情あふれる書き置きに心がしっかり満たされる、という体験がとても大切にされています。
解決すべき課題
一方で、機種によっては500gを超える重量で、前方に出っ張っている機器を着けて寝るわけですから、安定がいいわけがありません。
寝返りもままならず快眠にはほど遠い環境で、ゲームの表現を借りて「MPは回復するがHPが削られる」などと評されるなど、課題の多い習慣でもあります。
V睡のための形状と素材
『ぶいすいーと』は「V睡でHPも回復する」ことを目指したアイテムです。
まくらの中央部にあるくぼみは、HMD後方部の出っ張りを受けとめ、体重が後頭部の一点に集中的にかかることを防ぎます。
まくら左右は大きく盛り上がっており、ここにもたれることで頭を休めることができるようになっています。
HMDをつけたまま頭を横に倒すと、側頭部が締め付けられたりHMDがズレてしまったりする、という問題を回避する工夫です。
さらに、抱き枕を併用したい方のために、左右の詰め物を抜き取れる仕組みとしました。抱き枕を使ってしっかり寝返りをうつことで、より上質な眠りを得られると考えるためです。
まくらの詰め物の音をマイクが拾ってしまう問題への対応も抜かりありません。
左右の山はポリエステル綿を採用し、ノイズ発生をミニマムに。
体格に応じて高さを調節する必要がある中央部にはノイズ発生が少ない「ポリオレフィン系複合樹脂パイプ」が使用されています。高コストな素材ではありますが、他の素材に比して優位性が高いことから採用されました。
品質と細部へのこだわりの「日本製」
「ぶいすいーと」開発にあたっては、細部までのこだわりに付き合ってくださるマインドは日本企業ならではと言えるため、最初から国内企業とのコラボレーションを模索されました。
国内のまくら専業企業の絶大な協力を得て、「ぶいすいーと」は完成されました。
製造ももちろん日本国内、まくら一筋の職人さんたちにより一つ一つ丁寧に作られています。
クラウドファンディングを実施中
「ぶいすいーと」はできるだけ多くのユーザーに製品の誕生を伝え、そして合理的な価格でお届けすることを目指してクラウドファンディングを展開いたします。
クラウドファンディングプラットフォームである「CAMPFIRE」において、4月19日19時に公開し、同5月30日まで実施されています。
支援者には、最大で予価の30%オフの価格でのリターンを提供しています。
商品名称 : V睡まくら「ぶいすいーと」
サイズ : 62cm×34cm×21cm (おおよそのサイズ)
素材 : ポリエステル(表装)
ポリエステル綿(山の詰め物)
ポリオレフィン系複合樹脂(エラストマー)
販売予定価格: 16,800円(税別価格 15,273円)
製造国 : 日本
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