VRChatを遊ぶ上で面倒くさいと思うことは多々あるでしょう。着せ替えたり、小物の出し入れなどいろいろ思い浮かぶかと思いますが、悩みを解決するツールがあることをご存知でしょうか。
この記事では、着せ替え、Expressionsメニューの制作、アバターの動作テストができる3つのツールを紹介します。
目次
ワンボタンで簡単着せ替えセッティング Modular Avatar
「Modular Avatar」はbd_さんが制作、公開しているUnityのツールです。
サイトからダウンロード、Unityへのインポートを行ったあと、prefab状態の衣装をSceneに入れてセットアップするのみでアバターの着せ替えができます。衣装にあるボーンは勝手に結合してくれるため、セットアップの後はアップロードするだけです。
prefabでデータのやり取りを行うため、新しいバージョンのアバター、衣装が出たときに調整し直す必要がなく使えます。
アイテムの出し入れやBlendShapeの無段階調整ができる! AvatarMenuCreater for Modular Avatar
「AvatarMenuCreater for Modular Avatar」はModular Avatarの補助アセットで、BOOTHの奈良坂配本地にて配布されています。Modular Avatarを適用させたアバターにアイテムの出し入れとBlendShapeの無段階調整ができるExpressionsメニューを制作できるツールです。
「Modular Avatar」を適用させたアバターから出し入れしたいものを複数選択し、「AvatarMenuCreater for Modular Avatar」を開きます。またアイテムの出し入れやBlendShapeの無段階調整は小物などのセットアップを押していないアイテムにも適用できます。
アイテムの出し入れをする場合は、ONとOFFそれぞれの挙動を選択しCreateを押してください。できたPrefabをアバターに入れることで、Expressionsメニューに表示されます。
BlendShapeの無段階調整をする場合は同じく適用するアイテムを選択し、上にあるモード選択をBlendShapeの無段階調整にしてください。
初期値や0%と100%のときのBlendShapeの数値を設定したい場合は数値を変更します。Createから出来たPrefabをアバターに入れると、アイテムの出し入れ同様にExpressionsメニューに表示されます。
Expressionsメニューの挙動を確認しよう! Gesture Manager
アイテムの出し入れができているか不安だと思う人にはVCCに追加されたGesture Managerを使いましょう。VCCから追加したいプロジェクトを選択し、横にあるツールの選択画面から「Gesture Manager」を選択すると導入されます。
プロジェクトを開き、VRChatSDKから選択、Prefab からPlay-Modeを選択するとExpressionsメニューのテストができます。
また、「Gesture Manager」にはアバターのサムネイル画像を変更する機能もあります。ToolsからAvatar Backgroundから画像をすると差し替え可能です。
今回紹介したツールを使えば、アバター改変に必要な基本的なことはできるのではないでしょうか。いろんなアバターを使って、快適なVRChatライフを送ってみてください。
●参考リンク
・「Modular Avatar」配布ページ
・「AvatarMenuCreater for Modular Avatar」BOOTHページ