8月9日、クリエイターズマーケット「BOOTH」にて「FaceEmo」の配布が始まりました。
「FaceEmo」は、アバターの表情設定を手助けするツールです。主に、表情アニメーションの作成、表情とアニメーションの対応付けが簡単に設定できます。
その他にも、表情パターンの設定や表情の固定などの複雑な設定も簡単に設定することが可能です。
直感的操作で表情を設定!
事前に「Modular Avatar」をインポートするようにしてください。その際にバージョンが正しいものであるかも確認してください。
Unity上に「FaceEmo」をインポートするとヒエラルキー上のアバターに「Emo」のマークが現れるようになります。アイコンをクリックすると「FaceEmo」のツール画面が表示されます。
表情パターンの1番左のボタンを押すと、表情パターンが追加されます。表情パターンを複数用意すると、Expression Menu を使用した表情パターン切り替えも容易にできます。かっこいい顔つきとかわいい顔つきようなパターン分けが簡単に設定できるようになりますよ。
表情パターンに追加を行うと「表情」ビューに表情を追加できるようになります。ハンドジェスチャーの条件を設定していきましょう。ハンドジェスチャーの条件は片手のみや両手とパターンを細かく設定できます。
表情アニメーションは表情サムネイルにマウスカーソルを合わせると表示されます。左上のボタンを押して、エディタ画面を表示させましょう。
エディタ画面では、追加したいシェイプキーを押すことで追加できます。シェイプキーの数値を変化させたいときは、スライダーを動かすか、テキストボックスに数値を入力します。顔を見ながら調整できるのは便利ですね。
デフォルトで設定されている表情は、干渉防止のため無効化されています。手間がかかるかもしれませんが、改めて設定し直しましょう。
表情の設定を済ませたら「FaceEmo」のツール画面にあるアバターに適用を押しましょう。あとは、アップロードを行えばModular Avatarによって表情メニューが作られます。
表情メニューが自動で生成される!
「FaceEmo」を適用して制作したアバターには自動でExpressionMenuが制作されます。自動で生成されたExpressionMenuでは、表情の固定ができます。もちろん、表情のサムネイル画像も自動で設定されます。
その他にも表情の上書き有効やまばたきOFFなど便利機能も自動で設定されます。アバターによってはデフォルトで設定されていますが、あると便利なので嬉しいですね。
「FaceEmo」にはその他にもできることは多くありますが、詳細は公式ドキュメントをご参照ください。
●参考リンク
・慕狼すずりぐ / suzuryg(Twitter)