NPO法人バーチャルライツ、理系集会とともに文化庁と意見交換を実施

NPO法人バーチャルライツは、メタバースを活動の場とする学術交流団体「VRC理系集会」とともに、文化庁をはじめとしたメタバース文化政策に関する担当者など約15名と意見交換を行ったことを発表しました。

担当者からは、「⽂化審議会⽂化経済部会基盤・制度ワーキンググループ」の資料内容を中心に、メタバースやNFTに関する政策動向について紹介があったとのことです。同資料は、メタバース文化エバンジェリストとして活動するVTuber・バーチャル美少女ねむ氏も助言とデータ提供を行っていることが発表されています。

意見交換会には、メタバースにおける学術振興推進にかかる当事者団体として「VRC理系集会」のスタッフも出席。文化活動の具体例として学術とメタバースのシナジーに関する説明をしました。

NPO法人バーチャルライツは、今後とも会議で共有された知見も活用し、メタバース文化の振興に向けた各種文化活動および政策推進活動を行っていく予定とのことです。

「NPO法人バーチャルライツ」からの意見

第⼀に、⽂化庁の各種⾒解について基本的には賛同、さらなる施策推進の⽴場を表明させていただきました。

また、持続可能なメタバースを実現するため経済分野のみならず⽂化、福祉分野での活⽤を模索することが重要である旨の意⾒を述べたほか、Web3.0の考え⽅がクリエイターとユーザーに中⻑期的なベネフィットを提供できるのか慎重に⾒極める必要性についても述べました。

後半のディスカッションでは、多様で⾃由な表現活動を担保することがメタバースの⽂化振興において極めて重要であるとの⾒解を共有したほか、その他、個別具体的な施策の提案を⾏いました。

「VRC理系集会」について

「VRC理系集会」は2021年8⽉下旬より開催している、メタバース空間を活動の場とする学術交流団体です。約2週間に⼀度、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」内で、現役の研究者から院⽣、博⼠学⽣等の若⼿研究⼈材まで、様々な分野の様々な層が交流できる学術交流の場を提供しています。

累計来場者数2300⼈超(2022年5⽉18⽇現在値)。2022年3⽉より⼀部開催回において国⽴研究開発法⼈科学技術振興機構の後援を取得しました。

「NPO法人バーチャルライツ」について

⽇本最⼤のメタバースアドボカシー団体。VR⽂化とユーザー・クリエータの権利擁護と⽂化発信を主な⽬的として、議員や有識者を招いたVR⽂化カンファレンスや勉強会、⽂化発信イベントの開催、政策研究事業、官公庁・国会議員連盟への政策提⾔などを実施しています。

会議やイベントはVRSNSやオンラインツールを活⽤し、コロナ禍でも積極的に活動。2021年3⽉に設⽴総会をVR空間で⾏った⽇本初のNPO法⼈として認証・設⽴。2022年5⽉時点の会員数は約810⼈います。⽇本⾚⼗字社東京都⽀部感謝状受賞しました。

●参考リンク
NPO法人バーチャルライツ公式サイト
VRC理系集会公式サイト

ABOUT US
アシュトン「メタカル最前線」初代編集長
2021年3月より「VRChat」はじめソーシャルVR/メタバースの魅力を発信するメタバースライターとして活動。週100時間以上仮想空間で生活する「メタバース住人」として、AbemaTV「ABEMA PRIME」、関西テレビ「報道ランナー」、TBS「サンデー・ジャポン」ほか多くのメディア取材を受ける。2022年4月に「メタカル最前線」を創刊。