“バ美肉おじさんV”日ノ森あんずが行く!のらきゃっとオススメワールドツアー【動画で見るVRChat】

『VRChat』は知ってるけど、具体的に何から始めればいいかわからない! といった悩みはありませんか?

バーチャル空間で何ができるかを知るためには、動画から入るのが1番。『動画で見るVRChat』では、メタカル最前線編集部がピックアップしたオススメのVRChat動画をご紹介します!

今回紹介する動画は、”バ美肉おじさん”VTuber「日ノ森あんず」さんが、VRChatの先輩「のらきゃっと」さん、「たみー」さんと、さまざまなワールドを巡る配信です。

のらきゃっとさんのオススメワールド・ツアー

日ノ森あんずさんは、2018年から活動を続けている”バ美肉おじさん”VTuberです。

初めて配信上でVRChatにログインしたのは2024年9月。そこから日ノ森さんはアバター改変に手を出すなど、怒涛の勢いでバーチャルの”沼”にのめり込みます。

今回特集する配信は、先輩VRChatter・のらきゃっとさんがオススメするワールドを、お2人の友人であるVTuberたみーさんと一緒に巡るワールドツアー企画です。

以前から日ノ森さんをVRChatにお誘いしていたのらきゃっとさん。最初にご紹介したワールドは、たみーさんも思わず頷いて喜ぶ、水の空間でした。

美しき海の世界、バー、ピアノ、そして……猫!?

はじめに向かったワールドは、Finsさん作『Aquarius』。

扉が開いた先には海を再現した巨大水槽があり、ウミガメやエイをはじめとした海洋生物がその中をゆったりと泳いでいます。生きているように遊泳する魚や、水・岩の質感に、日ノ森さんは驚きの声を上げました。

このワールドは公開から3年以上経った現在でもアップデートが行われており、最近のアップデートではバーカウンターやピアノが追加。それ以外にも新しい海の生物を泳がせるなど、来場者を楽しませる更新を積極的に行っています。

『Aquarius』をオススメしたのらきゃっとさんも、『空間の広がりが感じられるワールド』と好評価。VRChatを訪れた初心者をよく連れて行くと配信内で話していました。

レストランエリアに移動した一同が部屋の内観を観察している中で、たみーさんがピアノの上で寝ている猫を発見。

この猫、実際に撫でる(インタラクトする)と気持ちよさそうに反応します。配信ではここをきっかけに、猫を一斉に撫でて可愛がるシーンも。

対抗するようにのらきゃっとさんが伸びをすると、猫の時と同様に日ノ森さんが撫でに行っていました。

『Aquarius』の巡りはこちらから!

”見た目のお祭り”での「ご褒美ショット」

続いての行き先は『Shader Fes 2021』。

「シェーダー」という3DCGの見えかたを制御するシステムを使い、制作した作品を展示しています。展示されているシェーダーは全エリアで合わせて207と圧巻の数。

展示物以外にも通路や入り口のオブジェなど、さまざまな箇所でシェーダーが使用されています。

ワールドには4つの展示エリアがあり、日ノ森さん・たみーさん・のらきゃっとさんはそのうちの1つを回りました。

写真の中で動く浴衣の模様、壁から立体となって飛び出す星座。言葉で見るより目で見て欲しいシェーダーが配信上ではたくさん。

ぜひ、配信上で見ていただければと思います。

『Shader Fes 2021』の巡りはこちらから!

「Shader Fes 2021」には公式サイトが存在し、一部シェーダーは配布元へのリンクが掲載されています。もしあなたが配信を見て「使いたい!」と思ったものがあるなら、そのシェーダーもこちらからダウンロード先を探せる可能性があります。

水のシェーダーの展示では、全員が水着になるサービスショットが披露されたりと、視聴者も日ノ森さん達も目で見て楽しい瞬間を満喫。

ひとしきりワールドを楽しみ次のワールドに移動する直前、音声認識を使うのらきゃっとさんの『ご認識』が発動します。

その内容のインパクトから、後日、日ノ森さんのチャンネルで「ご認識」の瞬間を切り抜いた動画が上がります。

のらきゃっとさんガチ解説!VRの「宇宙博物館」

最後に回るワールドは、「VR宇宙博物館 コスモリア」。

複数のクリエーターが集まった宇宙同好会「天文仮想研究所VSP」が制作した、本気の宇宙博物館です。博物館と名がつく通り、天体・宇宙に関する内容を1から学べるワールドとなっています。

コスモリアを「激推し」のワールドと語るのらきゃっとさん。ワールドそのもののみならず、天文・宇宙に対する造詣の深さも見せます。

ワールドに入ると、巨大な天文台のついた建築物が目の前に現れ、入り口までの道を小さなライトが照らしています。

このライトを見ると、上に光が行かない工夫として庇が付いています。これは、実際に来場者が天体観測をする際、光の影響で星が見えにくい! といった事故を減らすためにつけている、とのらきゃっとさんは語ります。

展示物に対する解説も丁寧。ここでは最初に巡回した第2展示場の場面から拾い上げます。

第2展示場の最初のメイン展示物は、ソ連・アメリカの2国を中心とした宇宙開発競争時代に作られたロケット・衛星。どの国が開発したかをわかりやすくする工夫として、ソ連開発のロケットは赤、アメリカ開発のロケットは青の看板で解説が書かれています。

最終的にソ連・アメリカの2国は共同で開発を行います。この宇宙開発競争の終わりの象徴となった展示は、2つの色が合わさった紫の色で表現されています。

こちらは宇宙ステーションを訪れた隊員たちの『ミッションバッヂ』について解説するシーン。これ以外にも配信内のツアーでは、ウキウキと宇宙トークを広げるのらきゃっとさんの様子を見れます。

それだけでなく、博物館ゾーンに入るまでの立体音響や、入口の地球儀での楽しみ方など、さまざまな『コスモリア』の見かた・楽しみかたを共有してくれました。

「VR宇宙博物館 コスモリア」の巡りはこちらから!

最後はプラネタリウムで〆!

ワールドツアーの最後は『コスモリア』内のプラネタリウム。

このプラネタリウムには、特定の日付を入力するとその時の夜空が見られる機能があります。これを活かし、日ノ森あんずさんの活動開始日・2018年7月16日の夜空を写し、美しい夜空を全員で堪能しました。

VRChatを始めて約1ヶ月、配信や自身のSNSなどでVRChatで遊ぶ様子を発信する日ノ森さん。最近では自ら接客イベントのキャストを務めるなど、自分から積極的にVRCの文化とか変わっています。

日ノ森さんを始め、最近ではバーチャルYouTuberや配信者の方で積極的にVRChatを始めている方が多くなっている印象です。

もしこの記事をきっかけに日ノ森あんずさんに魅力を感じたなら、アーカイブや配信などでVRChatについて知っていくとより楽しくなるかもしれません。

配信全体のアーカイブはこちら!

動画に登場したワールドはこちら!

・Aquarius

・Shader Fes 2021

・VR宇宙博物館 コスモリア