その他オススメのギミックやアセットの紹介!

よく見かけるコーヒーマシンのアセットです。VR内でもコーヒーを入れるという時間はなんかほっとしますよね。

アバターの頭上にタグが出せるギミックです。
後からジョインしてきた人に「AFK中」や「話がしたいです」、「7時に起こしてください」など好きなものが作れます。

3Dモデル「imagePad」+ VRChat Udon用ギミック
画像URLを入力するだけで、ワールド内の全員と画像を共有できます。
オフ会の思い出や、自慢のペットの写真などを友人らと共有するのはもちろん、イベントなどの会議にも使えるので、備え付けておくと何かと便利です。
ワールドの軽量化で有効な「ライトベイク」
ライトベイクは、ライトの当たり具合、影をオブジェクトに焼きこむ作業のことです。ライトベイクをすることにより、ワールド内で都度光源の計算をすることがなくなり、影や明かりの効果を得られます。ワールドの軽量化にも貢献します。


ライトベイクについては、設定項目やベイクする際の解像度、サンプリング数など設定できる箇所は多岐にわたるので、本記事では最低限の操作の紹介にします。
壁や床、置いてあるものなど、動かす予定のない物にStaticのチェックを入れておきましょう。

Light ExplorerタブにてDirectional LightのModeはMixedにしておきます。アバターの影はリアルタイムに動くようになります。Point LightなどはBakedにします。つまり、アバターや物の影をリアルタイムに拾ってほしいところはMixedにしておくといいでしょう。

オブジェクトと光源の設置が終わったらベイク作業に入りましょう。
ここで1点だけ注意するポイントがあります。
Lightmapping Settings内のLightmapperを選択すると、CPUとGPUを選択できます。CPUだと時間がかかる代わりに丁寧な作業、GPUだと高速な代わりにクオリティが低下するようです。テスト段階ではGPUを使い、最後の仕上げの際にCPUを使うと良いでしょう。
下にあるGenerate Lightingボタンを押すとライトのベイクが始まります。完了すると、AssetsのScene内にLightmapが生成されます。

物をつかめるようになりたい!
ワールド内にあるものの中で掴んで動かしたいものもあるはずです。オブジェクト側に設定する必要があるので紹介します。
プレイヤーが掴んで動かしたいオブジェクトを選択し、Inspector内のAdd componentより「Rigidbody」、「VRC Pickup」、「Box Collider」、「VRC Object Sync」の4点を入れます。

動かしたいものは、Staticのチェックを外します。

Use Gravityにチェックを入れると手を離したときに素直に落ちていくようになります。
VRC Object Syncはほかの人と同期するようになります。
ほかにも無重力状態や、ふわっと投げれる設定など、さまざまなパラメーターが存在します。興味がある方はいろいろいじってみましょう。
アセットや音源の製作者に敬意をこめてクレジットをしよう
ワールド制作に一区切りができたあとは、使用したアセットなどをクレジットとして掲示をしましょう。テキストを書いた画像を作成し、Plainなどのテクスチャで差し替えればOKです。

クレジットの書き出しを手伝ってくれるツールもあるので、気になる人は導入してみてください。
ワールドのアップロードについて
今回紹介したのは、最低限で販売・配布されているアセットを使って少しいじった程度の紹介になります。もっと詳しく、さまざまな効果や機能を作りたい方は参考書やサイトを参考にしてみてください。
wata23さんのワールド制作者向け記事(note)
マッハで学ぶ!VRワールド制作入門 – VCC対応版